2005年度 冬山、春山偵察山行(10/27-10/31)

2005年度 冬山、春山偵察山行(10/10-10/12)


10月27日(木) 晴 【宇奈月温泉スキー場-平和の像-1045m-1700m付近TS-偵察帰幕】

メンバー 三戸呂 北村

急行能登号、電鉄富山線を乗り継いで宇奈月温泉駅まで行く。
スキー場はゲレンデの最東端登る予定であったが、藪がひどくなかなか進まないため、今回は林道で平和の像まで移動する。第一登山道は、平和の像から林道を150M程行った所にあった。偵察しながら樹林帯を進むが、重荷に体力を消耗させられ、ペースが落ちる。1431Mを過ぎた辺りで幕営適地を探し、テントを設営する。その後、天気図をとり、烏帽子尾根との分岐まで偵察をする。

CT)宇奈月温泉スキー場(7:45)-平和の像(9;35-10:05)-1045M(12:10-12:30)-1700M付近TS(15:35)
-偵察帰幕(17:00)

10月28日(金) 晴 【1700m付近TS-1775m-僧ヶ岳-北駒ヶ岳-駒ヶ岳-僧ヶ岳-1700m付近TS-1045m
            -宇奈月温泉スキー場】

メンバー 三戸呂 北村

天気は良いが、若干肌寒い中出発する。良いペースで進み、前層ヶ岳を経由して僧ヶ岳に着く。眺めが良く、駒ヶ岳と、雪を被った毛勝山が見える。僧ヶ岳、駒ヶ岳間は危険箇所が数箇所あるが、合宿での通過法を確認しながら問題無く進む。駒ヶ岳にも早い時間に着く。その後も偵察を交えながら下り、幕場に戻ってテントを撤収する。そこからの下りも良いペースで進むが、スキー場に着く頃には日が落ちていた。下山後、馬場島に移動する。

CT)1700M付近TS(6:00)-1775M(7:00)-僧ヶ岳(7:25-35)-北駒ヶ岳(8:35-8:45)-駒ヶ岳(9:25-9:45)
-僧ヶ岳(11:50-12:05)-1700M付近TS(13:30-13:50)-1045M(15:00-15:10)-宇奈月温泉スキー場(17:35)

10月29日(土) 曇時々雨 【馬場島-P1400m-1180m付近ビバーク地点】

メンバー 三戸呂 北村
A尾根に向けて出発する。林道を歩いて15分ほどすると偵察する尾根が姿を表したのでしばらく観察する。偵察予定のA尾根はかなり急斜面なので、重荷を背負っての偵察は危険と判断し、本日は林道の脇にテントを張り、サブ行動でA尾根を偵察することにする。
A尾根をひたすら登って行く。序盤の5分程度はなだらかな斜面であるが、その後は急斜面が続く、1100M付近からは左右にきれている所があり慎重に進む。1330M付近で登山道と合流し、登山道を進み1400Mのピークで休憩する。ここから上部の偵察も考えるが、サブ行動の機動性を活かし、B尾根の偵察に向かう。ワンアットを交えながら順調に進むが、1180M付近からの急斜面の下降路を探しているうち時間をロスし、懸垂で下ったり、登り返したりしているうちに暗くなり始めたので、暗闇での行動は危険と判断し本日はビバークすることにする。比較的安定した場所で、ツエルトに包まりながら太陽が昇るのを待つ。

CT)馬場島(6:00)-P1400M(10:10-10:30)-1180M付近ビバーク地点(17:50)

10月30日(日) 曇後晴 【1180m付近ビバーク地点-B尾根取り付き-TS】

メンバー 三戸呂 北村

幸い昨夜は風も無く、雨も殆ど降らず比較的快適なビバーク環境であったが、寒さと空腹で殆ど眠れずに朝を迎える。ワンアット、懸垂下降を交えながらB尾根の1180M付近からの急斜面を慎重に下っていく。950M付近まで達すると、なだらかな斜面になる。しばらく広い尾根を進むと、川が姿を表す。無事、B尾根の偵察を終了する。A尾根、B尾根を観察しながら帰幕する。とりあえず飯を食べる。午後からの偵察も考えられたが、昨夜殆ど眠っておらず、疲労が溜まっており、この状態での登山活動は危険と判断し、午後は休養とする。明日は、サブ行動でP1400Mから猫又山までの偵察を行うことにする。尚、1400Mまでは時間短縮のためと、A、B尾根は偵察が終わっていることから登山道を使うことにする。

CT)1180M付近ビバーク地点(6:00)-B尾根取り付き(9:45)-TS(10:45)

10月31日(月) 曇後雨後雪後晴 【TS-1400m-大猫平-大猫山-馬場島】

メンバー 三戸呂 北村

明るくなる前に出発する。登山道を登って、あっという間にP1400Mへ。P1400Mから偵察をしながら登る。1550M付近から雨が雪に変り、手袋を着用する。だだっ広い大猫平を経て、大猫山へ。このころから雪が本格的に降り始め、大猫山付近は雪が15cm-20cmぐらい積もっている。ガスで視界はない。天気が優れないので20分程度天気待ちをするが、一瞬晴れ間が見えただけで、再びガスに包まれる。先に進むにも、天候の悪さと、標識を持っていない等の理由からこれ以上、雪の中では偵察を続けることは出来ないと判断し、本日で下山することにする。偵察しながら下り、早い時間に馬場島に到着する。

CT)TS(5:15)-1400M(6:20)-大猫平(7:35)-大猫山(9:50-10:20)-馬場島(13:20)

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