2016年度 夏山合宿(8/7-8/16)


8月7日(日) 晴 【部室~広河原山荘TS】

メンバー 宮武 小清水 染矢 小田 小池 佐藤 高橋 松本拓也OB

P2050585
 予定通り部室に集合し松本拓也OBと合流する。新宿駅から電車で甲府駅まで移動する。甲府駅で中尾OBに激励の言葉を頂く。その後バスに乗り広河原バス停まで移動する。バス停には多くの登山者がいる。バス停から移動し広河原山荘に着く。

CT)広河原バス停(14:00~14:09)~広河原山荘TS(14:14)

8月8日(月) 快晴 【広河原山荘TS~白根御池小屋TS】

P2050585
 登山口からは緩やかな登りが続く。100m程登ると急な登山道となり、途中木段が数箇所ある。所々木の根が出ている為歩行に注意して進む。2200m付近まで急登が続く。ここからトラバースし白根御池小屋に着く。

CT)広河原山荘TS (4:45)~白根御池小屋TS(8:00)

8月9日(火) 快晴後曇 【白根御池小屋TS~北岳肩ノ小屋~北岳~北岳山荘TS】

P2050585
 登り始めから足元の悪い登山道が続く。そこから2850m付近までは急登が続くが、つづら折りの歩きやすい登山道となっている。2850m付近で稜線上に出て視界が開ける。砂利道の、緩やかな登りを進み北岳肩ノ小屋に着く。北岳までは急な岩稜帯となる為、注意して進む。北岳からの見晴らしは良い。下りも急な岩稜帯となり、途中木の梯子や鎖場がある為注意して進む。途中、砂礫の道で1年生1名がスリップし足首をひねるが北岳山荘まで歩き切る。

CT)白根御池小屋TS (4:45)~北岳肩ノ小屋(8:00~8:10)~北岳(9:00~9:25)
~北岳山荘TS (10:36)

8月10日(水) 霧後快晴 【北岳山荘TS~中白根山~間ノ岳~三峰岳~熊ノ平小屋TS】

P2050585
 出発時は霧がかかっており風が強い。中白根山までは緩やかな登りが続く。中白根山手前で霧が晴れ風も弱まる。間ノ岳手前からは砂礫の道となり歩きやすくなる。間ノ岳山頂には15人程の登山者がいる。間ノ岳から三峰岳まではガレ場が続く為転倒に注意して進む。三峰岳から先はガレた痩せ尾根となる為滑落に注意して進む。三国平付近からは砂礫の道となり歩きやすい。その後も緩やかな下りが続き熊ノ平小屋に着く。

CT)北岳山荘TS (4:41)~中白根山(5:14)~間ノ岳(6:20~6:50)~三峰岳(7:37~7:50)
~熊ノ平小屋TS(8:46)

8月11日(木) 晴 【熊ノ平小屋TS~三峰岳~間ノ岳~農鳥小屋~農鳥岳~農鳥小屋~間ノ岳
~三峰岳~熊ノ平小屋TS】

P2050585
 小屋からは急な登りが続くが、三国平付近からは緩やかな砂礫の道となる。2800m付近から間ノ岳までは急な岩稜帯となる為スリップに注意して進む。間ノ岳から農鳥小屋までは砂礫のつづら折りの道をスリップに注意しながら下って行く。小屋からは緩やかな登りとなるが、2950m付近から岩稜帯の急登となる。西農鳥岳からトラバースし農鳥岳に着く。来た道を引き返し西農鳥岳からの下りは岩稜帯に注意して進み農鳥小屋に着く。間ノ岳への登り返しで、1年生1名のペースが大きく落ちる。間ノ岳で昼食を摂る。間ノ岳から三国平付近までは岩稜帯の為スリップに注意しながら進み、熊ノ平小屋に着く。

CT)熊ノ平小屋TS(4:56)~三峰岳(5:42~5:50)~間ノ岳(6:12~6:30)~農鳥小屋(6:51)
~農鳥岳(7:51~8:05)~農鳥小屋(8:51)~間ノ岳(10:40~11:00)~三峰岳(11:21)
~熊ノ平小屋TS(11:50)

8月12日(金) 快晴後曇 【熊ノ平小屋TS~安部荒倉岳~新蛇抜山~北荒川岳~塩見岳
~本谷山~三伏峠小屋TS】

P2050585
 安部荒倉岳までは緩やかな登りが続く。分岐でザックをデポし安部荒倉岳を往復する。その後もアップダウンの少ない登山道を進み新蛇抜山を往復した後、100m程下る。登り返しでは、外官物を引っ掛けないように注意しながら緩やかな道を進み北荒川岳に着く。北荒川岳からは西側斜面が崩壊している為、滑落に注意しながら進む。塩見岳まで砂礫の緩やかな登りが2700m付近まで続く。そこからは急なザレ場となる為スリップに注意して進み、塩見岳に着く。塩見岳からの急な下りの箇所は、1年生を空身で降ろさせ、2年生と松本拓也OBが2往復し荷を下ろす。その後は2600m付近まで下った後、平坦な道を進み、アップダウンのある登山道を進んで行き本谷山に着く。本谷山を下ったコルからペースを上げるが、1年生1名が脱水症で一時的に行動不能となる。そのため三伏山で休憩を取った後、三伏峠小屋へ行く。小屋には多くの登山者がおりテント場は殆ど埋まっている。

CT)熊ノ平小屋TS(4:45)~安部荒倉岳(5:20~5:32)~新蛇抜山(6:39~6:55)~北荒川岳(7:53~8:05)~塩見岳(10:14~10:45)~本谷山(14:20)~三伏峠小屋TS(15:35)

8月13日(土) 曇後晴後曇 【三伏峠小屋TSにて休養】

メンバー 宮武 小清水 染矢 小田 小池 佐藤 高橋 高柳OB 松本拓也OB

P2050585
 本日は休養日とする。朝食を摂り、テント点検を行う。10:25に高柳OBと合流する。15:20から夕食を作る。

8月14日(日) 雨後霧後晴 【三伏峠小屋TS~烏帽子岳~小河内岳~板屋岳~高山裏避難小屋TS】

メンバー 宮武 小清水 染矢 小田 小池 佐藤 高橋 高柳OB

P2050585
 雨が降っている為、雨具の上下を着て出発する。テント場で松本拓也OBが見送ってくださる。烏帽子岳までは緩やかな登りが続く。烏帽子岳から小河内岳までは東側が切れている為滑落に注意して進む。小河内岳手前からは緩やかな登りとなる。山頂は霧がかかっており、眺望は良くない。小河内岳からの急な下りを過ぎた後の2550m付近のコルで雨具を脱ぐ。板屋岳までは南側が切れている為、滑落に注意して進む。板屋岳からは緩やかな下りとなるが、西側が所々切れている為注意して歩行し高山裏避難小屋に着く。

CT)三伏峠小屋TS (4:49)~烏帽子岳(5:31)~小河内岳(6:50~7:05)~板屋岳(8:54)
~高山裏避難小屋TS(9:33)

8月15日(月) 雨後晴後雨 【高山裏避難小屋TS~前岳~荒川小屋~大聖寺平~赤石岳
~赤石小屋TS】

P2050585

 出発時に雨が降っていた為雨具の上下を着る。小屋を出発してしばらくトラバースをする。晴れてきたため雨具を脱ぐ。2500m付近からはガレ場のつづら折りの道となる。山頂手前は南側が切れている為スリップに注意しながら進み前岳に着く。山頂は晴れており眺望が良い。前岳から2750mまでは急な下りとなる。そこからトラバースして進み荒川小屋に着く。荒川小屋からは緩やかな登りとなり、大聖寺平に着く。大聖寺平から霧が出始める。赤石岳までは急なガレ場が続く。赤石岳で雨が降り始めた為、雨具の上下を着る。その後は来た道を引き返し大倉尾根を下る。分岐から2700m付近までは急な下りが続く。ガレ場が雨の影響で滑りやすくなっている為、スリップに注意して下る。2850m付近で遭難者に遭遇した為救助活動を行う。その後は2650m付近まで下った後トラバースしていき、木の根や桟橋に注意して進み富士見平に到着する。富士見平から緩やかな下りとなり赤石小屋に着く。

CT)高山裏避難小屋TS(4:47)~前岳(7:54~8:20)~荒川小屋(9:04~9:15)~大聖寺平(9:45~10:10)~赤石岳(11:34~11:50)~救助活動(12:25~13:09)~赤石小屋TS(15:11)

8月16日(火) 雨後晴 【赤石小屋TS~椹島ロッジ~畑薙第一ダム】

P2050585
出発時は雨が降っていた為、雨具の上下を着る。赤石小屋から木の根が張り出した急な下りが続き雨の影響で地面も滑りやすくなっている為、スリップに注意しながら下る。2100m付近で雨が止んだため雨具の上下を脱ぐ。登山道は急な下りが続く。1400m付近からつづら折りの道を下り椹島に着く。到着後タクシー会社に連絡する。椹島からは起伏の少ない林道となる。山側からの落石に注意しながら進む。途中何度か橋を渡り畑薙第一ダムに着く。

CT)赤石小屋TS(4:47)~椹島ロッジ(8:20~8:47)~畑薙第一ダム(12:56)