2015年度 碧岩北陵個人山行 (10/18)


10月18日(日) 快晴 【駐車場~北稜取り付き~北稜~碧岩~大岩~駐車場】

メンバー 長坂 松本OB 

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 駐車場で身支度を整えて出発するjp/wp。三段の滝まで伸びている登山道から、北稜の取り付きを偵察しながら進んで行く。570m付近に沢状地形の場所を見つけるが、念のためそこから先もザックを置いて偵察する。640m辺りまで偵察したが、先程の場所が取り付きと考え、引き返してヘルメット、ハーネスを装着して取り付き始める。取り付きからの登りは急斜面であり昨日の雨の影響で落ち葉が湿っていて滑りやすくなっている。200m程登った場所から細い岩稜帯となる。岩稜帯の基部からワンアット35m×1P行うと岩壁が現れる。岩壁は岩が脆く登りづらいが、30m×1P登攀して抜ける。登攀後10m程藪道を上がると碧岩北稜に出る。10分程歩くと細い岩稜帯が出てきたためワンアット45m×1P行い通過する。通過後稜線が岩稜帯となり急降下している箇所があったため懸垂下降25m×1P行い通過する。その後細い道を進むと再び岩稜帯となる。ここが碧岩の岩壁まで伸びる岩稜帯と判断してワンアット50m×4P行い岩壁に出る。基部に錆びたハーケンが落ちているだけであり、長い間登られていないのが想像できる。最初は傾斜が80度程の岩を10m程登り、藪のリッジを10m進み抜けた場所でピッチを切る(20m)。ここから7m程の垂壁の核心部分となる。ホールドが殆ど無く登りづらいが垂壁を登り切る。垂壁を登り切った場所に残置ハーケンがある。そこからホールドが無く岩が脆い箇所を2mトラバースし、ブッシュ帯に入り核心を抜ける。その後は藪の急斜面を15m程上がりピッチを切る(35m)。ここから更に藪の急斜面をワンアット50m×1P行い頂上に到着する。頂上には5名の登山者がいる。頂上で少し休憩をして大岩へと向かう。碧岩南稜は急斜面となっているため、設置されたロープを掴みながら下降し、少し歩くと三つ叉に出る。三つ叉からは緩やかな登山道を歩き大岩に到着する。大岩から先は獣道を下って行くが100m程下っても大岩基部には出ない。また途中で尾根が切れていたため、危険と判断して引き返す事にする。その後は引き返し、三つ叉から三段の滝を経由して登山口に戻る登山道を行き下山する。

CT)駐車場(5:40)~北稜取り付き(6:37)~碧岩(11:48~12:00)~大岩(12:27)~駐車場(14:23)