2014年度 冬山決算合宿(12/21-1/5)


12月21日(日) 【片貝第二発電所付近で幕営】

メンバー:長島 太田 長坂 松木 松本 籾山 新妻 宮武 小野

部室に集合して東京駅までダブル歩荷する。東京駅では、谷山OB、三戸呂OBが見送りに来て下さる。新幹線に乗り、越後湯沢駅、直江津駅と電車を乗り継ぎ魚津駅へ移動する。魚津駅到着後、タクシーで片貝第二発電所付近のゲート手前まで入る。その後ゲート付近の平地でテント設営をする。


12月22日(月) 曇一時雪
BC入り隊【BC入り】

メンバー:長島 松本 籾山 宮武 小野

P2050585朝から雪が強く降っている。ゲート手前から除雪されていない為、わかんを付けて出発する。膝程のラッセルをしながら進むが、次第に雪深くなり腰程となる所もある。交代でラッセルしながら進み、BC予定地の片貝第四発電所に到着する。到着後付近の平地を整地しテント設営をするが11:00にテント設営が終了しなかった為本日はダブル歩荷しないこととする。

CT)BH(6:30)-BC(10:26)

上部偵察隊【BC入り、680m付近まで上部偵察】

メンバー:長坂 太田 松木 新妻

P2050585BCまでBC入り隊と同一行動をとる。BC到着後1100m付近までを目安に上部偵察に向かう。積雪は豊富でBCからは腿程のラッセルとなる。送水管脇の階段は雪で埋まっている。送水管の下部脇にFixロープを50m×4P張り、680m付近まで足付けをしたところで引き返し時間となったためBCに戻る。

CT)BH(11:01)-680m付近(14:29)-BC(14:48)

12月23日(火) 雪後曇後晴 逆歩荷隊【BH跡地まで逆歩荷】

メンバー:長島 太田 長坂 籾山 新妻 小野

P2050585食事当番の不手際で出発が遅れる。雪は弱まっているが、昨日からの降雪によりトレースは埋まっている。昨日と同様深い所で腰程のラッセルをしながら進み時間がかかる。8:00頃には雪が止み晴れてくる。BH跡地到着後、雪に埋まったデポシートを掘り出し梱包する。その後BCに引き返すが11:00を過ぎていた為、ダブル歩荷は行わないと判断し、本日の行動を終了する。

CT)BC(6:42)-BH跡地(9:10-10:10)-BC(12:47)

上部偵察隊【P.1404mC1予定地まで上部偵察】

メンバー:松本 松木 宮武

P2050585ハーネス、わかんを装着して出発する。送水管脇は、昨日工作したFixロープを点検しながら登っていく。送水管の上部まで登るとトレースが消え、膝上から胸程度のラッセルとなる。送水管から800m付近の樹林帯までは雪が吹き溜まっており、ペースが上がらない。樹林帯の中に入ると、腿程度のラッセルが続くようになる。空身でラッセルを交替しながら進んでいき、1170mの急斜面でFix工作を50m×1P行う。Fix工作を終えた頃から天候が回復していく。1200mより上部では、ラッセルは膝程度になりペースを上げて登っていく。C1予定地のP.1404mに到着後、整地した後標識を付けながらBCへ下る。

CT)BC(6:30)-C1予定地(13:49-13:56)-BC(16:04)

12月24日(水) 晴
逆歩荷隊【BH跡地まで逆歩荷】

メンバー:長島 松木 松本 籾山 宮武 小野

P2050585わかんをつけて昨日付のトレースを辿りBH跡地に向け出発する。BH跡地に到着後、官物を全て回収しBCに戻る。トレースがしっかりと固まっていた為、帰りはわかんを外し1本でBCに到着する。

CT)BC(6:23)-BH(8:12-9:10)-BC(11:26)

C1偵察隊【C1偵察】

メンバー:長坂 太田 新妻

P2050585ハーネス、わかんを装着し出発する。昨日のトレースが残っており、順調にFixロープの調整や赤テープを充実させながら進む。眺望が良く、C1予定地手前からはFC予定地の大明神山を始め、周辺の山が見渡せる。C1予定地到着後、整地した後BCへ向けてルート整備を行いながら進み、BCへと到着する。

CT)BC(6:21)-C1予定地(11:51-11:58)-BC(13:50)

12月25日(木) 曇一時雪 【C1荷上げ】

メンバー:長島 太田 長坂 松木 松本 籾山 新妻 宮武 小野

P2050585梱包に時間がかかり出発が遅れる。ハーネス、わかんを装着して出発する。送水管脇の雪の急斜面をFix通過して登っていく。雪は昨晩から引き続き降っておりトレースはほぼ埋まっている。樹林帯の中を深い所で腰程のラッセルをしながら進む。1170m付近は両側が切れた尾根となっておりFixロープを使い登る。雪が次第に強くなり視界が悪い中を進みC1予定地に到着する。到着後官物をデポした後下る。12:30頃から天候は回復し晴れ間が見える。トレースを辿りながら順調に下りBCに到着する。

CT)BC(6:51)-C1予定地(12:18-12:32)-BC(14:34)

12月26日(金) 晴後曇一時雪【700m付近で引き返し、デポ】

メンバー:長島 太田 長坂 松木 松本 籾山 新妻 宮武 小野

P2050585梱包に時間がかかり出発が遅れる。ハーネス、わかんを装着して出発する。送水管脇の急斜面を登り、貯水槽上の700m付近まで上がるが、1年生の体調が悪く先に進めないと判断する。そのため、付近の樹林帯に荷上げする官物の一部をデポした後、BCに戻る。その後、テント設営する。

CT)BC(6:41)-700m付近(9:28-10:06)-BC(11:07)

12月27日(土) 曇一時雪後晴
C1荷上げ隊【C1荷上げ】

メンバー:長島 太田 松本 籾山 新妻 小野

P2050585梱包に時間がかかり出発が遅れる。ハーネス、わかんを装着して出発する。昨日までと同様に送水管脇を通過する。その後、昨日樹林帯にデポした官物を回収する。そこから先のトレースは埋まっていたため、膝から腿程のラッセルを交代でしていく。1170m付近のFix通過を経てC1へと登る。好天で眺望が良い。テント設営終了後BCへと下る。

CT)BC(6:32)-700m付近デポ地(8:04)-C1(10:45-12:20)-BC(14:05)

上部偵察隊【C1荷上げ、C1入り、1600m付近まで偵察】

メンバー:長坂 松木 宮武

P2050585再梱包して、出発する。膝程のラッセルを行いながら進む。P.1525m手前の急斜面でFixロープ30m×1P張る。その先は細い尾根になっており所々に雪庇が発達しているが、Fixロープを張らなくてもよいと判断しそのまま進む。1600mまで足付けをし、その後標識を充実させながら下り、C1に帰幕する。

CT)C1(11:04) -1600m付近(13:40)-C1(14:32)

12月28日(日) 晴
C1入り隊【C1入り】

メンバー:長島 太田 松本 籾山 新妻 小野

P2050585梱包の遅れで出発が大幅に遅れる。送水管脇の急斜面は1年生のペースが遅い為荷を抜く。天候は晴れておりトレースもしっかり残っている。ゆっくりとしたペースで進みC1に到着する。到着後テント設営をする。

CT)BC(7:29)-680m付近(9:23)-C1(13:38)

FC偵察隊【FC偵察】

メンバー:長坂 松木 宮武

P2050585わかんをつけて出発する。天候が良く、FC予定地の大明神山南峰を始め、周辺の山々が見渡せる。膝程のラッセルをしながら進んでいく。計画時にはP.1625mからザイルを繋ぐ予定であったが、樹林帯であったためそのまま進む。1810m付近から森林が無くなってきたためハーネス、ザイルを出し、コンテニュアスをして進んでいく。その後大明神山北峰を通過し、南峰へ向かう。南峰直下の雪崩斜面でFixロープを50m×1P張る。その後FC予定地の大明神山南峰に到着し、整地をした後下る。下る際に1900m付近の雪崩斜面にFixロープ50m×1P張る。トレースを辿りC1へ到着する。

CT)C1(6:30)-P.1525m(6:50)-1810m(9:00)-大明神山北峰(11:58)-大明神山南峰(13:32)-C1(15:36)

12月29日 (月)曇一時雪 【P.1793mまで荷上げ】

メンバー:長島 長坂 大田  松木 松本 籾山 新妻 宮武 小野

頂上往復隊(長島 松本 籾山 新妻)
P2050585朝から風が強く視界が悪い。わかんをつけて出発する。昨日のトレースは埋まっており腰程のラッセルをしながら進む。P.1525m手前の急斜面を通過してからは、空身ラッセルをするが隊のペースが上がらない。1670mから上りが続く。1750m付近で本日はFC荷上げをすることは不可能と判断し、P.1793mに荷物をデポし、頂上往復隊はそこで幕営することに決定する。P.1793mに到着後テント設営し、官物をデポして頂上往復隊と別れる。標識を充実させながら下り、C1に到着する。

CT)C1(6:37)-P.1793m付近(11:53)-C1(14:07)

12月30日(火) 雪
頂上往復隊【停滞】

メンバー:長島 松本 籾山 新妻

朝から風雪が強く天気待ちをするが、一向に回復しない。9:00のトランシーバー交信で本日は停滞に決定する。前日のトランシーバー交信で本日はP.1793m付近まで、C1に残っている荷上げる予定であったが朝から風雪が強く、天気待ちを行う。9:00頃に雪は止むが、風は一向に強いままである。12:00のトランシーバー交信で本日は停滞に決定する。またこの日の18:00の交信の際、上部隊の2年生1名が凍傷になった事を考慮し、明日はC1荷下げを行う事に決定する。

サポート隊【停滞】

メンバー:長坂 太田 松木 宮武 小野

前日のトランシーバー交信で本日はP.1793m付近まで、C1に残っている荷上げる予定であったが朝から風雪が強く、天気待ちを行う。9:00のトランシーバー交信で本日は停滞に決定する。またこの日の18:00の交信の際、上部隊の2年生1名が凍傷になった事を考慮し、明日はC1荷下げを行う事に決定する。


12月31日(水) 雪
サポート隊【C1荷下げ】

メンバー:長坂 太田 松木 宮武 小野

P2050585梱包に時間が掛かり出発が遅れる。風が強いためゴーグルを装着し、わかんを履く。トレースは消えており膝から腰程のラッセルをしながら進む。1650m付近で上部隊と合流する。合流後官物を分けて下り始める。下りではトレースが消えていたため、時間が掛かるが、C1に到着する。到着後全員でテント設営を行う。

CT)C1(6:43)-1650m付近(9:22)-C1(11:03)

上部隊【C1入り】

メンバー:長島 松本 籾山 新妻

P2050585テント撤収、梱包に時間が掛かり、出発が大幅に遅れる。風雪の強い中、腰程のラッセルをしながら下っていく。1650m付近でサポート隊と合流する。

CT)1793m付近(8:03)-1650m付近(9:22)

1月1日(木)雪後曇 【停滞】

メンバー:長坂 大田 松木 籾山 新妻 小野

本日は、下部偵察隊以外の者は停滞とする。凍傷になっている2年生1名の凍傷の処置を行う。

下部足偵察隊【1170m付近まで下部偵察】

メンバー:長島 松本 宮武
P2050585腰程のラッセルを行いながら標識を充実させて下る。1170m付近まで偵察を行い、C1に引き返す。

CT)C1(6:30)-1170m付近(7:28)-C1(9:04)

1月2日(金) 雪後曇後晴後雪 【停滞】

メンバー:長島 長坂 松本 新妻 宮武 小野

本日も、下部偵察隊以外の者は停滞とする。凍傷になっている2年生1名の凍傷の処置を行う。

下部偵察隊【1170m付近まで下部偵察】
メンバー:籾山 大田 松木
P2050585昨日のトレースは埋まっており、腰程のラッセルを行いながら標識を充実させて下る。1170m付近まで偵察を行いC1に引き返す。

CT)C1(6:30)-1170m付近(7:28)-C1(8:47)

1月3日(土) 雪
上部偵察隊【1640m付近まで上部偵察】

メンバー:長島 長坂 松木 松本 籾山 宮武

P2050585腰から胸程のラッセルを行いながら進んでいく。3日間の雪の影響で所々地形が変化しているため、雪庇に気を付けながら慎重に進む。1600m付近から風が強くなる。その後も上部に行くが、さらに風が強くなったため、これ以上先に行くのは危険と判断し、1640m付近で引き返しC1に下る。

CT)C1(6:28)-1640m付近(13:10)-C1(11:57)

【停滞】

メンバー:太田 新妻 小野

2年生が凍傷となっているため停滞する。上部偵察隊を見送った後幕場周辺の整備をし、弱層テストを行う。その後1つのテントに集まり、水作りと凍傷になっている2年生の処置を行う。


1月4日(日) 曇後雪
上部偵察隊【P.1793m付近まで上部偵察、デポ品回収】

メンバー:長島 長坂 松木 松本 籾山 宮武

P2050585朝から風が強く昨日と同様に上部偵察を行う。1640m付近までは膝程のラッセルを行う。その後は腰程のラッセルになる。上部に進んでいる際、2年生が足の指の痛みを訴えるため、急遽3年生1名と下る。その他のメンバーは上部足付け行い、P.1793m付近まで行きデポ品を回収し、さらに上部を目指そうとするが、風が強くなり天気待ちを行う。しかし一向に天気が回復しないため、C1に引き返す事に決定して下る。またこの日の上級生会で明日から下山活動に移ることに決定する。

CT)C1(6:28)-1640m付近(7:14)-P.1793m付近(8:38-9:15)-C1(10:32)
1700m付近(8:15)-C1(8:57)2年生、3年生1名
メンバー:太田 新妻 小野【停滞】

2年生が凍傷となっているため停滞する。昨日と同様、上部偵察隊を見送った後幕場周辺の整備をする。水作りと凍傷になっている2年生の凍傷の治療を行う。上部偵察隊の2年生の足の状態が悪くなったため、8:57に3年生1名と共に幕場に引き返してくる。その後引き返してきた2年生も凍傷の2年生と同様の処置を行う。悪天のため10:32にその他の上部偵察隊も帰幕する。


1月5日(月) 晴 【下山】

メンバー:長島 長坂 大田 松木 松本 籾山 新妻 宮武 小野

P2050585テント撤収に時間が掛かる。ハーネス、わかんを装着して出発する。膝程のラッセルをしながら標識を回収する。1170mと送水管でFix通過を行い、その後から上級生がFix回収しながら下っていく。林道では脛程のラッセルになり、そこから2年生1名のペースが上がらないが、片貝第二発電所に到着する。しかし雪が積もっており、タクシーが来られないため300m程先の雪が無い場所まで歩き、全員下山する。

CT)C1(7:47)-片貝第四発電所(12:32)-片貝第二発電所300m先(16:18)

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