2007年度 春山偵察山行(10/12-10/17)


10月12日(金)

メンバー 川村 平井 冨家 野口

 上野駅23:33発の急行能登に乗り離京する。


10月13日(土)晴後曇

メンバー 川村 平井 冨家 野口

 魚津駅到着後タクシーで片貝山荘へ向かう。準備をした後出発する。危険箇所や植生等を偵察しながら登って行く。取り付きからの登りはFix箇所候補が多く、ザイルを出し長さを測りながら偵察する。その後もゆっくりとしたペースで偵察を行いながら登り、1250m付近に到着する。ここからは、比較的尾根の傾斜が緩やかになる。昼頃になると徐々に霧が出始め視界が悪くなる。2023m付近に到着した時点で視界が悪く、辺りも暗くなっていたため、これ以上偵察は出来ないと判断し行動を打ち切る事にする。

CT)片貝山荘(6:50)-西北尾根取り付き(8:03)-西北尾根2023m付近(17:34)

10月14日(日)晴後曇後雪

メンバー 川村 平井 冨家 野口

 テント撤収、梱包後出発する。頂上直下は登山道が尾根上を外れており、尾根上を藪漕ぎしながら登るが、2年生1名は初めての藪漕ぎのためかペースが上がらない。3本で毛勝山本峰に着く。本峰からも藪漕ぎが続く。毛勝山南峰到着後、霧が出始め視界が悪くなる。猫又山までは藪漕ぎに加え露岩帯が多く、所々切れている箇所があり慎重に進んでいき、猫又山に到着する。猫又山到着後辺りが暗くなり、霧のため視界が悪くこれ以上偵察は出来ないと判断し猫又山で行動を打ち切る。雪が21時頃から降りだし1cmほど積もる。

CT)西北尾根2023m付近(5:58)-毛勝山本峰(9:05)-毛勝山南峰(10:02)-釜谷山(14:36)-猫又山(17:10)

10月15日(月)晴後曇

メンバー 川村 平井 冨家 野口

  テントの外は昨夜降った雪が1cm程度積もっており、少し肌寒い。テント撤収、梱包後出発する。東芦見尾根は尾根上に登山道があり歩き易い。尾根上は露岩が多くFix箇所候補はザイルを出し長さを測りながら偵察する。ゆっくりとしたペースで下っていき大猫山に到着する。その後も偵察をしながらゆっくりとしたペースで下っていく。1400m付近から登山道を外れ尾根上を偵察しながら下るが、急斜面のため慎重に下っていく。取り付きに下った時には辺りは暗くなっており、ペースを上げ馬場島へ下る。

CT)猫又山(5:55)-大猫山(11:10)-馬場島(17:32)

10月16日(火)晴後曇

メンバー 川村 平井 冨家 野口

 サブ梱包後、馬場島を出発する。登山道は整備されており登りやすい。一定のペースで登って行き3本で早月小屋に着く。早月小屋で休憩を取った後剱岳頂上に向け登り始める。2700m付近でハーネス、ヘルメットを装着し慎重に登って行く。頂上直下の岩壁は霜がはっており滑りやすくなっているため慎重に登って行き、剱岳頂上に到着する。頂上到着後、写真を撮りすぐに下り始める。下りも登り同様に慎重に下っていき馬場島に到着する。

CT)馬場島(2:57)-早月小屋(5:32)-剱岳頂上(9:04)-早月小屋(11:30)-馬場島(15:04)

10月17日(水)晴

メンバー 川村 平井 冨家 野口

  15日の大猫南西尾根の偵察の際、時間が遅くなり暗くなってから取り付きに下ったため、取り付き周辺は見やすい写真が撮れなかった。そのため予備を1日使いもう一度偵察する事にする。サブ梱包後出発する。取り付き到着後見やすい写真が撮れなかった箇所の写真を撮りながら登る。1100m付近で引き返し下山する。

CT)馬場島(5:50)-大猫山南西尾根取り付き(6:40)-1100m付近(9:02)-馬場島(9:34)