2011年度 冬山決算合宿(12/26-1/5)

メンバー 佐々木 小林 長島

12月26日(月) 曇 【実1:BC入り】

計画では穂高駅にタクシーを予約する予定であったが、着替えをタクシー会社に預かって頂きたいとお願いしたところ、本社が豊科駅付近にあるとのことで下車駅を豊科駅に変更する。
新宿から夜行バスに乗り、信濃大町駅に到着する。到着した後三戸呂OBが来てくださり官物を車で豊科駅へ運んで頂く。学生は電車で豊科駅へと向かい、到着後テルモスにお茶を入れ豊科駅からタクシーでゲートまで入る。準備をして出発する。積雪は30cm程でトレースは付いていない。標識を付けながら順調に進み、BC予定地へ到着する。

CT)ゲート(7:45)-BC(11:31)

12月27日(火) 晴 【実2:ゲートまで逆歩荷】

食当の不手際で出発が遅れる。サブ梱包して出発する。昨日から降雪はほとんど無く天候は晴れである。標識を付けながらトレースを辿って行く。下りを良いペースでゲートに到着し、デポした官物を回収する。帰りは重荷のためゆっくりとしたペースで進み、BCに1本で帰幕する。

CT)BC(6:38)-ゲート(8:20-8:55)-BC(11:42)

12月28日(水) 晴 【実3:C1偵察】

食当の不手際で出発が遅れる。取り付きは背丈程の藪があり、積雪は20-30cm程と少なかったため、藪漕ぎをしながら急斜面を登っていく。1590m付近に出ると藪は少なくなり、積雪は40-50cm程になるがわかんを付ける必要はなくつぼ足で進む。天候は昨日に引き続き晴れており気持ちが良い。1630m付近でサングラスを付け、標識を付けながら進みC1予定地へ到着する。整地した後、昼食をとり、標識を充実させながらBCへと下る。

CT)BC(6:44)-C1(11:06-11:59)-BC(13:25)

12月29日(木) 曇時々晴 【実4:C1歩荷】

食当の不手際で出発が遅れる。重荷のため取り付きからの登りはゆっくりと昨日のトレースを辿って登っていく。降雪が無かったため積雪が少なく所々地面が見えるところもある。急登を登り終えたところで1本とり、その後は樹林帯を良いペースで進んで行きC1に到着する。整地し官物をデポした後昼食をとりBCへと下る。

CT)BC(7:00)-C1(10:53-11:53)-BC(12:54)

12月30日(金) 快晴 【実5:C1入り、上部偵察】

準備をして出発する。昨夜の降雪で雪が20-30cm程降り積もる。天気は快晴で良いペースで進んで行きC1へ到着する。整地した後テント設営する。設営後、テント内で昼食をとり、上部偵察ができる時間であったためサブ梱包して出発する。1830m付近からは積雪が60-70cm程になる。2045m手前で引き返し時間となったため引き返す。帰りはわかんを付けてトレースをしっかり残しながら下る。下り始めて間もなく社会人山岳会の方々とすれ違う。

CT)BC(6:30)-C1(10:15-12:06)-2045m付近(13:30)-C1(14:05)

12月31日(土) 快晴 【実6:FC偵察】

サブ梱包し、わかんを付けて出発する。天気は快晴である。昨日付けたトレースを辿って行き、2045m手前の細い尾根は慎重に登っていく。良いペースで登って行き三股分岐へ到着する。三股から登っているパーティーがおり、トレースが付いている。FC予定地に到着した後整地し、C1へ下る。

CT)C1(6:29)-FC(9:02-10:51)-C1(12:05)

1月1日(日) 曇 【実7:FC歩荷】

サブ梱包して出発する。天候は低気圧の影響で曇っており、時折風が強いが良いペースで登っていきFCへ到着する。到着後はわかんを付けて整地し、官物をデポする。その後、昼食をとりC1へ下る。C1に到着後は時間があったため、テント張替えを行う。

CT)C1(6:28)-FC(9:30-10:14)-C1(11:19)

1月2日(月) 曇 【実8:FC入り、上部偵察】

テント撤収後、梱包して出発する。昨夜の降雪で10cm程度トレース上に雪が付いている。天候は曇りで雪が降っている。2024m付近でわかんを付け良いペースで登っていき、FCへ到着する。整地した後、テント設営し昼食をテント内でとる。その後サブ梱包して上部偵察へ出発する。雪は朝より多く降っている。Fix箇所に到着した後、Fix工作の準備をする。小林がトップで行き、その後長島が登る。Fix工作後は森林限界まで偵察し、標識を充実させながらFCへ下る。

CT)C1(6:25)-FC(9:22-11:45)-Fix工作(11:50-12:30)-2355m付近(13:11)-FC(13:50)

1月3日(火) 曇 【実9:常念岳頂上往復】

FCでハーネス、ザイル、ヘルメット、アイゼンを付けて出発する。Fix箇所を慎重に進み森林限界を越えると風が強く、地面が凍っているところがあるため歩行に注意しながら登っていく。前常念岳からは北西からの風は弱まり、常念岳が見える。常念岳までは雪庇は発達していないがスリップに注意しながら進んでいく。常念岳と常念乗越小屋の分岐からは常念沢側へ雪庇が出ているため注意しながら進む。常念岳頂上へ到着するが、周辺は曇っており眺望は悪い。風も強かったため写真を撮った後すぐに下る。帰りは風が弱まり標識を回収しながら下り、登頂できたためFixも回収してFCへ帰幕する。

CT)FC(6:29)-前常念岳(9:51)-常念岳(10:53)-FC(13:48)

1月4日(水) 雪 【実10:BC入り】

準備をして出発しようとしたところ1年生がヘルメットを梱包していないことに気付き、上級生に報告し全員でザックの中身を確認した。しかし、ザックの中には無かったため紛失と判断する。天候は曇で雪が深々と降っていたが全員で周辺を探して1時間程で見つかった。急いで梱包し直し出発する。1590mまでは標識を回収しながら順調に下るが、取り付きまでの下りは急斜面に加えて地面が凍っていて滑るためアイゼンを装着する。重荷のため慎重に下りBCへと到着する。

CT)FC(7:51)-C1(9:41)-BC(13:35)

1月5日(木) 雪後晴 【実11:下山】

食当の不手際と梱包が遅く出発が遅れたため今までの出発遅れも考慮し、梱包訓練を行うこととする。雪は深々と降っているが無風である。しっかり梱包できた後出発する。その後は次第に天気も良くなり標識を回収しながら下る。しっかりと歩き全員元気に下山する。

CT)BC(8:04)-ゲート(10:14)

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