2016年度 春山偵察山行(10/29~10/30)

2016年度 春山偵察山行(10/29-10/30)


10月28日(金)

メンバー 小清水 染矢 長坂OB

 バスタ新宿に集合した後、バスに乗って松本駅へ向かう。

10月29日(土) 曇後霧

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 松本駅から電車で豊科駅へ向かい、そこからタクシーに乗ってゲートまで移動する。準備をして出発し、林道を進んでいく。橋を渡って、道が大きく曲がった所が常念岳東尾根の末端となり梯子が備え付けられている。梯子付近を取り付きの目安として登り始める。鉄塔までは広く、ほとんど傾斜のない尾根が続いていく。この辺りは胸までの薄い笹薮が繁茂している。しかし1150mからは尾根上に道が出ており、順調に偵察をしながら進んで行く。1400mからはきつい斜度がP.1955mまで続く。1600m付近からは背丈を越える笹薮が現れた為、掻き分けながら進む。前日の雨の影響で薮は濡れており、気温も低い為、止まると寒い。P.1955mに到着後、時間に余裕があった為、P.2178mのコルまで偵察することに決める。P.2178mまでは緩い斜度の尾根が続く。コルに到着後、テント設営を行う。
CT)須砂渡ダムゲート(6:36)~常念岳東尾根取り付き (7:10)~P.1955mのコル(10:37)~ P.2178mのコル(11:56)

10月30日(日)晴

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準備をして出発する。昨日の夜から風が吹き続けていた為、朝露はなく、快適に行動することが出来る。2200mより笹藪からハイマツへと植生が変わる。濃いハイマツ帯の藪こぎとなった為、ペースが上がらない。2400mで岩峰帯が現れた為、ザイルを出して偵察する。稜線上からは穂高連峰がよく見える。その後も、前常念岳直下までは岩峰帯が所々出ていた為、慎重に通過する。前常念岳到着後、登山道を歩き、常念岳を目指す。常念岳頂上からは槍ヶ岳を見ることが出来る。頂上には10人程の登山者がいる。常念小屋への下りはガレていた為、注意して下っていく。常念小屋からは一ノ沢沿いに下っていく。途中、4箇所ほど倒木で登山道が塞がれている箇所がある。一定のペースで下っていき、一ノ沢登山口に到着する。
CT)2178m付近のコル(6:00)~前常念岳(10:01~10:20)~常念岳(11:02) ~常念小屋(11:32)~一ノ沢登山口(13:14)

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