2010年度 冬山偵察(5/21-5/23)

メンバー: 千葉 佐々木 宮津

5月20日(木)

部室に集合した後、新宿センタービル前から23:30発の夜行バスで離京する。

5月21日(金) 晴 【馬場島-猫又南西尾根取り付き-P.1356m-2050m付近】

 富山駅到着後、電車で上市駅まで移動しタクシーで馬場島へと向かう。馬場島荘に挨拶をした後、準備をして出発をする。林道は偵察をしながら良いペースで進む。途中、橋がまだ掛けられていないところがあるため渡渉する。その先から取り付きまでは雪が残っておりその上を進んでいく。取り付きからは藪こぎとなる。尾根は初めなだらかであったが徐々に傾斜がましていく。所々急な箇所や大ブナグラ谷側に切れている箇所があり、Fix予定地としてザイルを出し距離を測る。
 P.1356mからは、やや尾根が広く坦々とした登りが続く。1800m付近は、二重稜線となっておりとても広い。その後は、雪が付き藪こぎがなくなる。1850m付近から急な斜面があり、ここもザイルを出し距離を測る。計測後、日も落ちてきたため本日は2050m付近で幕営する。

CT)馬場島(7:57)-猫又山南西尾根取り付き(9:34)-P.1356m(11:53)-1800m付近(15:54)-2050m付近(18:12)

5月22日(土) 晴後曇 【2050m付近-毛勝山往復-大猫山-細蔵山】

 テントを撤収し出発する。稜線直下の登りはなだらかで問題は無い。稜線上に出たすぐの所で広い窪地を見つけ、必要な荷物以外をデポし、サブ行動で出発する。猫又山へ進む途中に露岩が出ているため、ブナグラ谷側から巻いて登る。猫又山山頂付近は広くなっている。釜谷山に向かうまでは、中谷側に雪庇が出ているため注意しながら進んでいく。その後も雪庇に気を付けながら進み、毛勝山に到着する。到着後、昼食をとり来た道を引き返す。問題無く稜線上を偵察して行き、デポ地点に到着する。荷物を梱包後出発し、大猫山南西尾根付近まで来たところで、稜線直下を偵察するため、必要な荷物を持ち下っていく。ザイルでFixが必要な距離を測り、周囲の観察も行う。その後稜線上に戻り出発する。P.1969m到着時点でまだ時間に余裕があったため、幕営予定地を細蔵山に変更する。P.1969mから先は雪が少なくなり藪こぎとなる。途中急な箇所があるため懸垂下降を交えながら下り、距離を測っておく。細蔵山への分岐からも藪こぎが続く。尾根は東芦見谷側が切れているため、ルートファインディングをしっかり行いながら下っていく。細蔵山手前の下りで急な箇所があったため懸垂下降を行う。その後、細蔵山へと到着する。山頂は広く、幕営に適している。

CT)2050m付近(4:50)-デポ地点(5:25)-毛勝山(8:29)-デポ地点(10:55)-大猫山南西尾根偵察(11:43?13:13)-P.1969m(13:38)-分岐(14:22)-細蔵山(18:42)

5月23日(日) 曇後雨 【細蔵山-P.1234m分岐-P.997m-取り付き-馬場島】

 テントを撤収し、出発する。細蔵山からは登山道ができており、偵察をしながら良いペースで下っていく。P.1330m、P.1234mはともに広くなだらかなピークとなっている。その後、P.1234mから派生している支尾根を下っていく。途中、急な箇所があるためザイルを出して距離を測る。その後は、危険箇所もなく早月川へと降りる。川には工事用の橋が架けられているため、ここを通過して馬場島荘へ向う。良いペースで進み馬場島荘に到着する。

CT)細蔵山(4:50)-P.1234m分岐(6:23)-P.977m(7:13)-取り付き(8:23)-馬場島(9:13)

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