2006年度 春山合宿(3/13-3/23)


3月12日(日) 雪後曇時々晴

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 部室に中澤コーチ、加藤コーチ、天野コーチ、乙山コーチが見送りに来てくださる。部室周辺で食事をした後出発する。


3月13日(月) 雪後曇時々晴

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 急行能登号が魚津に到着するのが15分程度遅れ、魚津で慌しく電鉄富山線に乗り換える。宇奈月温泉駅に到着後、交番でヤマタンを受け取り、完全装備をして出発する。スキー場に到着するが営業していない様子。スキー場でわかんを装着する。スキー場の斜面は膝程度のラッセルが続くが、ラッセル交代しながら順調に登って行く。BHに到着後、荷物をデポし逆歩荷を行う。

CT)宇奈月温泉駅(8:00)-BH(10:30-11:00)-宇奈月温泉駅(12:05-12:40)-BH(14:05)

3月14日(火) 曇後雪後晴

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 食事当番、食事当番指導ともに20分寝坊するが、飯を定時に出すことは間に合わせる。しかし、1年生1名の食事のペースが非常に遅く、出発が2時間遅れる。わかんを履いて出発する。林道は膝ぐらいのラッセルが続く。出発早々から1年生1名が遅れだし、ゆっくりとしたペースで進む。P772m-800m間の稜線は東側が切れており慎重に進む。その後は広い尾根を登って行き、BC予定地に到着する。荷物をデポした後逆歩荷に向かうがBH着が13:00を過ぎていたので本日の行動は終了する。

CT)BH(8:00)-BC予定地(13:30-14:10)-BH(15:40)

3月15日(水) 快晴

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 本日も1年生1名の食事が遅く、また食事当番の不手際も重なって出発が大幅に遅れる。テントから出ると雲ひとつない青空で目指す僧ヶ岳が見える。昨日のトレースは残っているが、1年生1名が出発早々遅れだす。1本目の休憩でこの者の荷を4kg程度抜くが、その後もペースは上がらない。ゆっくりと一定のペースで進みBCに到着する。

CT)BH(7:45)-BC(11:30)

3月16日(木) 晴後雨

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 本日も出発が遅れる。本日はAC偵察に向かう。第二登山道入り口の急斜面でFixを1ピッチ張る。その後は緩やかな斜面が続く。ラッセルは脛から膝ぐらいで、まずまずのペースで進む。P1431m手前の急斜面は偵察を行った後、予定通りFixを1ピッチ張る。その後は特に危険箇所もなく、ラッセルもなく、早いペースで進む。AC予定地到着後、整地をした後BCに戻る。

CT)BC(6:40)-AC予定地(12:30-13:30)-BC(14:40)

3月17日(金) 雨後晴

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 深夜から朝方にかけて、風を伴った強雨となる。朝には雨はみぞれに代わり、視界が得られないほど強く降り積もる。天気待ちをしてテントに入り、9:10分の天気図をとる。天気が回復する様子がないため、本日は停滞とする。12:30に悪天が少し収まったところで、テント張替を行う。15:00頃から急に天気が良くなる。


3月18日(土) 晴後曇一時雨

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 本日も出発が大幅に遅れる。2日前のトレースは完全に消えているので、ラッセルをしながら進む。1年生1名のペースが遅く、ゆっくりと登っていく。P1431m手前のFixが積雪により埋まっており、掘り起こすのに苦労する。ACに到着後、荷物をデポし逆歩荷に向かう。BCに行動打ち切り時間の11:30までに到着するが、1年生1名の疲労状態を考え、本日は行動終了とする。私物整理の後、行動中にわかんがよく外れた1年生1名のわかん装着訓練を行う。

CT)BC(7:05)-AC(11:05-11:20)-BC(12:25)

3月19日(日) 雨後みぞれ後雪

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 本日も出発は間に合わない。朝一番は雨であったが、出発するころには雪になる。強い風雪だが良いペースで進みACに到着する。

CT)BC(7:00)-AC(9:40)

3月20日(月) 晴後曇時々雪

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 本日は出発を間に合わせるため起床時間を15分早め、予定通り6:00に出発する。朝、風は強いが晴れており日本海が見渡せる。気合を入れて出発する。烏帽子尾根との分岐までは膝程度のラッセルが続く。烏帽子尾根との分岐から少し進んだところでアンザイレンし、風雪が強いのでゴーグルを着ける。前僧ヶ岳の手前からは所々斜面がクラストしており、一気にペースを上げる。11:00までに前僧ヶ岳に到着したので、僧ヶ岳を目指すことにする。僧ヶ岳頂上手前で一気に天候が悪化し、頂上に着くころには視界がほとんど無くなる。写真を撮ったあとすぐに引き返す。風もかなり強い。赤旗をたよりに下っていくが、前僧ヶ岳手前で完全に視界が無くなったので、ツエルトに入り天気待ちを40分程行う。視界が多少出てきたところで出発する。視界は悪いものの順調に下りACに帰幕する。

CT)AC(6:00)-前僧ヶ岳(8:15)-僧ヶ岳(9:00-9:10)-前僧ヶ岳手前天気待ち(9:20-10:00)-AC(11:30)

3月21日(火) 晴後曇時々雨

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 本日より下山活動に移る。膝ほどのラッセルが続く。Fixは所々結び目が凍っており回収に時間がかかる。標識を回収しながら下り、早い時間にBCに到着する。テント入幕後、1年生1名の眼鏡の片方のレンズとビニールシートが紛失していることに気づく。しばらく、テント内、テント周辺を探してみるが見つからない。ミーティングで話し合いの結果、予定していたBCでの雪上訓練は、安全なBHまで下ってから行うことにする。

CT)AC(6:40)-BC(11:20)

3月22日(水) 快晴後曇

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 ごみ燃やしを行った後出発する。BCから下部はかなり雪が減っており、場所によっては地面が見えるところもある。ラッセルも無く、順調にBHに下る。BHでテント設営後、梱包訓練、埋没体験、ビーコン探索の説明会を行う。

CT)BC(6:30)-BH(10:30)

3月23日(木) 雨後曇

メンバー 三戸呂 北村 川村 平井

 下記の訓練を行った後下山する。スキー場は雪がかなり減っており、わかんは必要ない。スキー場で服装を変えた後、宇奈月温泉駅に全員元気に下山する。

・自由歩行 (1’40”)
・雪洞作成 (0’30”)
・ビーコン探索訓練 (1’10”)

CT)BH(11:00)-宇奈月温泉駅(12:30)