2009年度 冬富士合宿(11/19-11/23)

メンバー 野口 冨家 千葉 佐々木 宮津

11月19日(木)

 予定通りのバスに乗り御殿場駅に到着する。駅で水を汲んだ後、タクシーで新5合まで移動しテント設営する。

T)部室(12:00)-新5合(15:45)

御殿場口新5合

11月20日(金) 晴  【本隊:5合入山、上級生隊:頂上入山】

<本隊> 野口 千葉 宮津

 食当、梱包の不手際で出発が遅れる。重荷のため、ゆっくりとしたペースで登っていく。2合8勺の手前から、積雪がある。2合8勺から少し登ったところでアイゼン着脱、歩行訓練及び耐風姿勢の訓練を30分程度を行う。雪は柔らかいため、アイゼンは必要ない。その後もゆっくりとしたペースで進み5合に到着する。

CT)新5合(6:10)-2合8勺(8:30)-5合TS(12:23)

砂利道が続く 2合8勺小屋を過ぎたあたり 雪が付き始める 5合小屋前幕営地

<上級生隊> 冨家 佐々木

 テント撤収、梱包後出発する。本日は非常に天候が良い。良いペースで進み、1本で2合8勺に到着する。5合手前で、アイゼンを着ける。その後も順調に登り、大垂水沢に到着する。大垂水沢を抜け頂上直下に入ると、風が強く雪面は氷化している。アイゼンを効かせながら進むが、なかなかペースが上がらない。その後、頂上幕営予定地に到着する。到着後、整地しテント設営を行う。

CT)新5合(4:45)-2合8勺(6:32)-5合(8:25)-大垂水沢(11:45)-頂上BC(14:55)

2合8勺小屋を過ぎたあたりから御来光 6合付近 延々と雪の斜面が続く 4年 冨家
7合5勺小屋 頂上火口 奥に見えるのが白山岳 奥が富士山特別地域気象観測所(元富士山測候所)

11月21日(土) 晴  【本隊:2650m付近で引き返し、上級生隊:頂上雪上訓練-5合入り】

<本隊> 野口 千葉 宮津

 食当の不手際で出発が遅れる。BCから 少し登った2650m付近で1年生が体調不良を訴える。その後も回復が見込めないため引き返しを決める。慎重に引き返し、BCに到着する。

CT)BC(6:13)-2650m付近(6:38-7:02)-BC(7:20)

出発前 天気は良好

<上級生隊> 冨家 佐々木

 夜中にテントポールが1本破損したため、雪上訓練の間テントはポールを抜いて潰した状態にする。その間に、本隊から1年生の体調不良により、BCへ引き返したというトランシーバー交信を受ける。この後、虎岩周辺にてFix工作訓練を行った後、お鉢周りを行う。風は相変わらず強いが、天気は良い。お鉢周り終了後、幕場に戻り梱包し5合へと下る。7合目までの下りでは、氷化しているため注意しながら下り、BCに到着する。

CT)頂上BC(6:20)-虎岩周辺(6:40-9:10)-お鉢周り-頂上BC(11:45-12:20)-BC(14:25)

虎岩付近から山頂 富士山頂剣ヶ峰 白山岳と小内院(白山岳手前の窪み)

11月22日(日) 曇後晴 【本隊:大垂水沢にて雪上訓練、上級生隊:本隊と分かれ、頂上入り】

<本隊> 野口 冨家 千葉 佐々木 宮津 ⇒ 冨家 佐々木 宮津

 本日は全員で雪上訓練を行い、その後上級生2名は頂上入りを行うこととする。食当の不手際で出発が遅れる。№7天を撤収、梱包後出発する。6合手前でアイゼン着ける。7合目(3040m付近)で1年生に多少のぜんそくの症状が出るが、問題なく行動する。その後もゆっくりとしたペースで登り、大垂水沢に到着後、下記の訓練を行う。訓練終了後、上級生隊と分かれアイゼン歩行、コンテニュアスの訓練を交えながら、BCへと帰幕する。その後、テント張り替えを行う。
【雪上訓練内容】
耐風姿勢 0’10”
カッティング 0’10”
アイゼン着脱 0’10”
アイゼン歩行 1’10”
滑落停止 0’40”
コンティニュアス 0’50”
ワンアット 0’50” T)4’00”

CT)BC(6:09)-大垂水沢(8:40-12:55)-BC(13:45)

悪天候の中を登る 雪上訓練 滑落停止訓練

<上級生隊> 野口 千葉

 大垂水沢で頂上幕営に必要な官物を梱包し、ザイルを付け出発する。大垂水沢を良いペースでつめていく。下の方は雲海が広がっているが、富士山上部は天気がよく暑い。大垂水沢を登りきった所の登山道で少し休憩する。そこからは雪面が固くなり、猛烈な風で体が浮き上がりそうになる。それでも順調に登り、幕営予定地に到着する。非常に風が強いため、整地、テント設営に2時間ほどを要する。

CT)大垂水沢(12:05)-頂上BC(14:20)

大垂水沢上部にて 4年野口 宝永山を見下ろす 頂上幕営場所

11月23日(月) 晴一時霧  【本隊:2670m付近で引き返し、上級生隊:BC入り、合流後全員で新5合へ下山】

<本隊> 冨家 佐々木 宮津 ⇒ 野口 冨家 千葉 佐々木 宮津

 食当の不手際で出発が遅れる。BCから少し登った2670m付近で1年生が体調不良を訴える。少し様子を見ながら歩かせるが、症状が治まらないためBCへと引き返す。帰幕後は、徐々に回復する。10時15分頃に頂上から上級生隊が戻ってくる。上級生間で話し合い、1年生の体調のこととテントの破損のことを考え、下山することを決める。テント撤収、梱包後下り始める。1年生の体調に注意しながら下る。途中、原田OBと合流し新5合へと下山する。

CT)BC(6:11)-2670m付近(6:35-6:57)-BC(7:15-13:00)-新5合(14:03)

頂上銀明水

<上級生隊> 野口 千葉

 夜中の1時40分頃、テントが崩壊する。シュラフに入ったままツエルトに包まる。風が収まり明るくなったのを見計らってテント撤収作業に取り掛かる。その間に本隊から1年生の体調不良により、BCへ引き返したというトランシーバー交信を受ける。雪上訓練は中止し、5合へ下ることを決定する。急いで下り、5合で本隊と合流する。

CT)頂上BC(8:25)-5合(10:15)

下山

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