2006年度 6月上級生合宿(6/11-6/16)


6月10日(土)

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

 急行能登号で離京する。


6月11日(日) 曇

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

  室堂派出所に挨拶を済ませて出発する。良いペースで登っていくが、積雪により浄土山に突き上げる登り道を見付けるのに時間がかかる。また20m程しか視界が得られないため、偵察を繰り返しながら進み時間がかかる。鬼岳を過ぎてからのトラバースは慎重に歩く。最終帰幕時間までに五色ヶ原に到着する可能性が低いことから、獅子岳に登る手前の2600m付近に幕営する。

CT)室堂(9:10)-浄土山(11:25-11:40)-2600m(16:08)

6月12日(月) 霧後晴後あられ一時みぞれ

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

 食当、梱包の不手際で出発が遅れる。朝から霧が出ており視界が悪い。良いペースで進み、獅子岳に到着する。雪が付いた頂上稜線を歩いている途中、みぞれが降り出したので雨具を着る。急なガレ場を下ってザラ峠に行く途中でみぞれは止む。登りでは2年生1名のペースが落ちるが、五色ヶ原の入り口までは比較的順調に進む。しかし視界が悪く、平坦で広い五色ヶ原では位置がわかり辛い。危険箇所は無いため、コンパスで方向を確認しながら進むこととするが、山荘付近まで行っても全く山荘が確認できないため、偵察を繰り返す。偵察を始めてから30分が過ぎようとした時、一時的に霧が晴れ100m程先に山荘を確認することができたため、急いで移動する。到着後晴天となるが、18時頃からあられが降りだす。

CT)2600m(5:25)-獅子岳(5:45-5:55)-ザラ峠(7:05-7:25)-五色ヶ原山荘(9:20)

6月13日(火) 曇後晴一時雨

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

 本日も朝から視界が20m程しか無い。鳶山に向かうが、不明瞭な尾根に惑わされ、結局到着するまで1時間かかる。そこからは尾根が顕著で、登り返し地点からは夏道も殆ど出ているため越中沢岳まで良いペースで進む。越中沢岳からヘルメットを付ける。途中から、危険な雪面のトラバースを行うためにコンテニュアスで進む。この頃から2年生1名が遅れ始める。スゴの頭まではコンテニュアスで進み、そこでザイル、ヘルメットを外す。そこからはひたすら歩くだけだが、2年生1名のペースが戻ることなく、間山30m下で引き返し時間となり、登頂を断念する。昼食をとった後、2年生1名の荷を抜き帰路に入る。2年生1名のペースは戻るが、越中沢岳の登りから、初日から風邪気味だったOB1名の体調が悪化し、全くペースが上がらなくなる。スゴの頭直下まで行き、4年生1名がOBのザックを上げる。その間2、3年生は大休止。スゴの頭からは再びアンザイレンし、越中沢岳を登り切る。そこからは比較的良いペースで進むが、鳶山への登り返しで再びOB1名のペースが落ち、4年生1名がザックを上げる。五色ヶ原は、晴れていると小屋や夏道の位置もはっきりわかった。結局帰幕時間も大幅に過ぎて幕場に戻る。

CT)五色ヶ原山荘(5:03)-鳶山(5:55-6:15)-越中沢岳(7:15-7:30)-スゴ乗越小屋(10:20)-引き返し地点2550m(11:00-11:20)-スゴ乗越小屋(11:30)-越中沢岳(16:00-16:29)-鳶山(18:05-18:55)-五色ヶ原山荘(19:05)

6月14日(水) 快晴

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

 食当が寝坊し、梱包にも手間取り、出発が遅れる。歩き出しは雪が硬い。本日は朝から快晴である。ザラ峠まで下り、獅子岳への登りから2年生1名が遅れだす。獅子岳登頂後、鬼岳へ向かう際、トラバース斜面はコンテニュアスで進む。遅いペースだが富山大学研究室に着き、昼食をとる。そこから室堂を経由して雷鳥沢へ移動する。野営場管理場に到着後、三戸呂、矢口で雪上訓練場所を偵察する。

CT)五色ヶ原山荘(5:25)-ザラ峠(6:00)-獅子岳(7:30-7:40)-富山大学研究室(10:30-10:55)-室堂(12:05-12:25)-雷鳥沢(13:15)

6月15日(木) 曇後雨

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

 雷鳥荘側の斜面で雪上訓練を行う。前半の内容を終え昼食をとっていると、風でテントが潰されかけているのが見えたため、慌てて全員で戻る。張替えを試みるも、強風のため立直しが困難であったため、テントの向きを変え十分にブロックを積んで訓練に戻ることとする。


6月16日(金) 晴

メンバー 三戸呂 矢口 川村 平井 乙山OB

 テントを撤収し、1年生の隊と合流するため室堂に移動する。

CT)雷鳥沢(7:31)-室堂(8:20)