2015年度 越後駒ヶ岳個人山行(6/6-6/7)


6月5日(金)

メンバー長坂 小清水 染谷 望月 松本OB

新宿駅へ集合し、電車を乗り継ぎ新前橋駅に到着する。新前橋駅で松本OBと合流する。合流後車でしゃくなげ観光センターへ移動する。


6月6日(土) 雨 【しゃくなげ観光センター-十字峡-日向山-中ノ岳避難小屋TS】

メンバー長坂 小清水 染谷 望月 松本OB

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雨が降っているため雨具を着て出発する。林道には落石、土砂崩れの後が見られる。登山道は基本的には、雨の影響で地面がぬかるんでいるためスリップに注意して行く。標高700~800mでは鎖場があるため、掴みながら登っていく。日向山直下の尾根の屈曲点に出るまでは、急登が続いている。直下では霧が濃く視界が30m程であり、雪面が出始めたため軍手とピッケルを装着する。雪面はキックステップが決まる。日向山までの100m程の登りは雪面と登山道を交互に4回程繰り返しながら進み、日向山に到着する。日向山から先は、広い台地状になっているためルートファインディングに注意する。台地を抜けてからは急登になり、日向山直下と同様に雪面があるため、雪面を歩く場所と藪を掴みながら雪面を避けて通過する場所を登り、中ノ岳に到着する。中ノ岳から5分程下ると中ノ岳避難小屋に着く。天気の状態、1年生の疲労の様子を考慮して大水上山往復は中止にする。テント設営をして本日の行動を終了とする。

CT) しゃくなげ観光センター(4:30)-十字峡(5:38)-日向山(9:39~9:57)-中ノ岳避難小屋(11:16)

6月7日(日) 快晴 【中ノ岳避難小屋TS-駒ヶ岳-中ノ岳避難小屋TS-十字峡-しゃくなげ観光センター】

メンバー長坂 小清水 染谷 望月 松本OB

肌寒いこと、ピッケルを使用する可能性を考慮して軍手を装着して出発する。眺望は良く後立山連峰まで見られる。最初の下りは道がぬかるんでおり、斜面も急なため慎重に下る。稜線は基本的に登山道が出ている。東側の斜面は切れている箇所が多く見られたため、滑落、落石に注意しながら進んで行く。高低差があり、急な斜面の登降が続き、木の根が張り出しているため、スリップに注意しながら進む。檜廊下より先の部分で雪面があるため、ピッケルを出して通過する。全体的に東側に残雪が多く見られる。良いペースで進み駒ヶ岳に到着する。山頂には3名の登山者がいる。写真を撮り、概念の確認をしてから下り始める。下りでも同じように注意しながら進むが、雪面が出ている場所では、ピッケルは出さず雪面を避けて側面の藪を掴みながら通過する。復路の方が高低差は無いように感じる。中ノ岳避難小屋直下は200m程の急登になるが、天候が良く道が乾いていたため登りやすい。中ノ岳避難小屋に到着後、テント撤収と梱包をして出発し、中ノ岳で昼食を摂る。中ノ岳から日向山を少し下った所までは、所々に雪面があるためピッケルを出して行く。登りの際は曇っていたため分からなかったが中ノ岳、日向山の直下は非常に急な傾斜であり、また三国ダムも見渡せる。日向山からは急斜面が続くためスリップに注意しながら進む。鎖場では後ろ向きになりながら慎重に通過する。登山口に到着してから林道を歩き、しゃくなげ観光センターまで下山する。

CT) 中ノ岳避難小屋TS (4:00)-駒ヶ岳(6:25~6:45)-中ノ岳避難小屋TS (8:55~9:28)-中ノ岳(9:35~9:50)-十字峡(12:27~12:38)-しゃくなげ観光センター(14:06)