2015年度 鹿島槍ヶ岳個人山行(10/10-10/11)


10月10日(土)

メンバー  松木 太田 染矢

新宿高速バスターミナルに集合し、高速バスで松本駅まで行き、ステーションビバークをする。翌日、電車、バスを乗り継ぎ扇沢バス停に移動する。

10月11日(日) 雨後曇後晴 【扇沢バス停ー種池山荘ー爺ヶ岳ー赤岩尾根分岐ー鹿島槍ヶ岳南峰ー赤岩尾根分岐ー西俣出合ー大谷原】

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扇沢バス停到着後、ショートスパッツ、キャップ、雨具を装着して出発する。雨が降っており肌寒い。柏原新道登山口まで下り、そこから少々急な登りを良いペースで進む。所々濡れた岩場や切れている箇所があり、スリップに注意して進む。2100m付近からは樹林帯を抜け、展望がある。途中で多くの登山者とすれ違う。気温が低く風が強い為、種池山荘で軍手を装着する。その後緩やかで少しガレた登山道を登り、爺ヶ岳に到着する。風が強く、稜線を境に鹿島川側は霧で覆われているが、剱岳方面は望むことができる。爺ヶ岳からもガレた道を下り、赤岩尾根分岐を通過する。この辺りで雨は止むが依然黒部側から強風が吹き付ける。冷池山荘から緩いアップダウンの続く登山道を進む。2500m付近で雪が散らつく気配となったがすぐに天候が回復する。その後ガレた急斜面を登り布引山に着く。鹿島槍ヶ岳までは黒部側からさらに強い風が吹くが良いペースで進み、南峰に到着する。頂上は霧のため東側の眺望はない。赤岩尾根分岐までの復路では10名程の登山者とすれ違う。赤岩尾根の2200m付近まではガレており、岩が脆く所々に鎖場があり慎重に通過する。徐々に天候が回復し、視界も開ける。視界が開けてからは、冬山決算場所である鹿島槍ヶ岳東尾根の南側からの全体像を見ることができた。足元には石や木の根が張り出しており、スリップに注意しながら下る。途中には脆い木製の梯子も多数あり、注意して通過する。西俣出合で雨具を脱ぎ、軍手を外す。林道に出てからは川沿いをしばらく歩き、大谷原に到着する。

CT)扇沢バス停(6:14)ー柏原新道登山口(6:28)ー種池山荘(8:36ー8:50)ー爺ヶ岳中央峰(9:32)ー赤岩尾根分岐(10:02)ー鹿島槍ヶ岳南峰(11:43)ー赤岩尾根分岐(13:05)ー西俣出合(14:26)ー大谷原(15:09)