2012年度 新人合宿(5/3-5/7)

5月3日(木) 雨後曇 【二股-猿倉-小日向のコルBC】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 籾山 中澤OB 谷山OB 松本OB 小久保OB 三戸呂OB

白馬アルパインホテルで朝食を頂き、タクシーで二股へと移動する。二股で故梶川OBの追悼を行った後出発する。山側からの落石に注意しながら林道を進んで行く。林道の途中から雨が止んだため、猿倉荘で雨具を脱ぎ、毛手袋、ピッケルを身に付けて雪面に取り付く。猿倉台地からは陽が出てきたためサングラスを着用する。途中で一本とり、昼食をとっている際谷山OBと合流する。その後は平坦な雪面を進んで行くが1年生1名が遅れ始める。小日向のコルへの急登で顕著に遅れ始めたため隊を二つに分ける。先行隊は先にテントを一張り立て、後続隊が到着した後残りのテントを二張り立てる。テント設営後、ブロック設営をする。

CT)二股(8:42)-猿倉(11:38)-小日向のコルBC(15:49)

5月4日(金) 曇時々雨 本隊【BC-三白平で雪上訓練】

メンバー:宮津 太田 長坂 松木 松本 籾山 中澤OB 谷山OB 小久保OB 三戸呂OB

食当の不手際で出発が遅れる。雪上訓練終了後、中澤OBが下山される。その後テント張替えを一張り行う。17時頃に山本監督と合流する。上級生隊が帰幕後追悼を行う予定であったが、帰幕が遅かったため追悼は翌日に行うこととする。
<訓練内容>
  キックステップ              1’00”
  (ダイヤモンド歩行)
  滑落停止                0’50”
  アイゼン着脱・歩行           0’40” 
  Fix通過                 0’30” 
  ワンアット                1’00”
  コンテニュアス             1’00”
  自由歩行                1’00”
                          合計6’00”

CT)BC(5:38)-三白平(5:54-14:10)-BC(14:23)

上級生隊【BC-白馬主稜取り付き-白馬岳-大雪渓経由-BC】

メンバー:小林 長島 松本OB

食当の不手際で出発が遅れる。雨具を着て出発する。杓子尾根のコルを経由して主稜取り付きへ到着する。取り付きでヘルメット、ハーネスを装着し、八峰手前からコンテニュアスで進む。雪の状態は融雪が進んでおり不安定である。ナイフリッジや急斜面、雪庇、シュルンドができている箇所はワンアットで通過する。そのため時間が掛かり、三峰手前で引き返し時間になるが、懸垂下降をして大雪渓を下るより頂上を抜けてから大雪渓を下る方が安全と判断してそのまま進む。三峰からは徐々にガスが濃くなり雪が降り始める。最後の雪壁もワンアットで登り稜線上に出るが、吹雪いているためすぐにコンテニュアスで頂上へと向かう。登頂後は白馬岳頂上宿舎へ向かい、風の当たらない場所でザイルとアイゼンを外し、下り始める。大雪渓を下降し、1650m付近でハーネスを外し、杓子尾根のコルを経由して小日向のコルへと登り返していく。その後はゆっくりとしたペースで進み、幕場へ到着する。

CT)BC(4:10)-白馬主稜取り付き(5:01)-白馬岳(16:38)-大雪渓経由-BC(20:11)

5月5日(土) 晴後曇 【BC-三白平で雪上訓練】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 籾山 山本監督 谷山OB 松本OB 小久保OB 三戸呂OB

昨日までの睡眠不足を考慮し、実動を変更して三白平で雪上訓練を行うことにする。本隊と上級生隊で分かれて行う。本隊はコンテニュアス、ワンアットを行い、上級生隊はFix工作訓練を行う。10時まで訓練を行った後、昼食をとる。昼食の準備中に加藤博二OBが来られる。その後は双子岩で追悼を行う。追悼後はテント張替えを二張り行い、15時から食当を行う。
<訓練内容>
  【本隊】        
  滑落停止               0’50”
  ワンアット               1’00”
  コンテニュアス            1’00”
                           合計2’50”
【上級生隊】
Fix工作                 2’50”
                           合計2’50”

CT)BC(6:47)-三白平(7:20)-双子岩(11:37-12:04)-BC(12:15)

5月6日(日) 雷雨時々曇後晴 【BC-双子尾根-樺平-BC】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 籾山 山本監督 谷山OB 松本OB 小久保OB 三戸呂OB

テントを出ると雨が降り始め、雷も鳴り始めたため、テント内に一旦入り天気待ちをする。暫くすると雨と雷も止んだため、出発する。双子尾根は融雪が進み所々草付きの尾根を進んで行く。樺平に到着した後、ザイルを付けコンテニュアスで進む。ここからは上級生隊がFix工作のために先行して行くが、再び天候が悪化して雷が鳴り始める。そのため、本隊が引き返すとの判断を決定し、上級生隊に伝える。本隊と上級生隊が合流し、双子尾根を下り始めるが雷が鳴り止まないためシュルンドの中へと避難し、ツエルトを被って雷が鳴り止むのを待つ。雷が鳴り止んだ後、再びコンテニュアスで下り始める。途中にメインFixを1P張り、シュルンドに注意しながら下ってBCへ帰幕する。帰幕後はテント内で昼食をとり、OBの方々は下山される。

CT)BC(6:13)-樺平(7:43)-BC(10:50)

5月7日(月) 快晴後晴 【BC-三白平で雪上訓練した後猿倉へ下山】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 籾山

食当の不手際とテント撤収、梱包に時間が掛かり出発が遅れる。三白平へと移動し雪上訓練を行う。小日向のコルへと戻り梱包訓練を行う。全員しっかり梱包し、昼食をとった後下り始める。急斜面を注意しながら下り、猿倉台地を進んで行く。そのまま順調に下り、猿倉荘に到着する。
<訓練内容>
  カッティング               0’20”
  自由歩行                1’00”
                             合計1’20”

CT)BC(7:43)-三白平(7:51)-小日向のコル(9:27-12:07)-猿倉(13:41)

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