2006年度 上級生強化山行(4/30-5/2)


4月29日(土)

メンバー 三戸呂 平井

 白馬アルパインホテルまで移動し、庭に幕営させていただく。

4月30日(日) 晴後曇後雨

メンバー 三戸呂 平井

 朝食を白馬アルパインホテルでいただき、タクシーで二股に移動する。再梱包し、歩き始める。猿倉までは非常に良いペースで進む。猿倉からは雪上行動となるため、毛手袋、サングラス、ピッケルを装着する。登り出すが、残雪量が予想以上に多い。膝まで潜り、雪が重いためラッセルのようである。すぐに2年生1名がザック麻痺の症状を訴え、ペースが急激に落ちる。なんとか急登手前まで行くが、斜面で転倒を繰り返すため4年生1名とトップを交代する。小日向のコルに到着し、テント、ブロックを設営すると16時直前となったため、予定していた雪上訓練は行わず、行動を打ち切る。入幕後、強い風雨となる。

CT)二股(7:50)-猿倉(9:20-9:35)-小日向のコル(14:55)

5月1日(月) 雨後曇

メンバー 三戸呂 平井

 深夜2時過ぎ、前日からの強風によりテントが潰されかけたため、4年生1名がブロックの補強を始める。食当起床時間となったため2年生1名も加わるが、いくら積み上げても強風に倒される。竹ペグを埋め直しながら向きを調整しようとするが、張り綱とフライの接合部が引きちぎられ、荷物が入ったままテントが飛びそうになる。慌てて抑えるとポールが折れ、フライを突き破ったため、ひとまず下ることにする。入幕しレーションを軽く口に入れ、テントを撤収して下り出す。100m程下った所で風の影響が少なくなったため、その周辺の斜面を利用して雪上訓練を行う。
 訓練後、猿倉から100m程上部に雪洞を作成し、そこで就寝する。

CT)小日向のコル(6:25)-1700m(6:40-11:40)-1300m(12:05)

5月2日(火) 雨後曇

メンバー 三戸呂 平井

 前日深夜から、雷が鳴り止まない。2年生1名の食当、梱包の不手際で出発が30分遅れる。周辺の斜面を利用して、以下の内容で雪上訓練を行う。
猿倉まで下り、毛手袋、ピッケルを外す。林道の途中で梱包訓練を行い、二股に下山する。二股に着いた頃に雨が上がる。

CT)1300m(5:30-10:35)-猿倉(10:55-11:00)-二股(12:30)