2006年度 赤岳個人山行(2/17-2/18)


2月17日(土)  晴後曇後雪 【八ヶ岳山荘-行者小屋】

メンバー 北村 平井

予定通りに電車とバスを乗り継ぎ、八ヶ岳山荘に到着する。水を汲み、準備をして出発する。出発早々、林道が凍結して滑りやすいのでアイゼンを着用する。1本で美濃戸山荘まで行く。ここまで車で入れるようで、土曜日とあってか山荘は登山客で賑わっている。ここからは積雪はあるが、基本的に登山道沿いに登っていく。トレースはしっかりとついているので歩きやすい。一定のペースで登り2本で行者小屋に着く。小屋の周りには10張り程テントが張られている。テントを設営し早い時間に就寝する。17:00頃から雪が降り始める。

CT)八ヶ岳山荘(10:25)-行者小屋(14:20)

2月18日(日) 雪 【行者小屋-八ヶ岳山荘】

メンバー 北村 平井

  
 昨晩から雪が降り積もり、朝の積雪は40cm程度。6:00となり出発時間となるが、吹雪いており視界も悪いため7:40まで天気待ちをする。この時点で下山することも考えるが、若干ではあるが天候が回復傾向にあったので行ける所まで進むことにする。取り付きから膝程のラッセルが続く。森林限界を越え稜線の途中まで行くと、氷の斜面となりアイゼンを付ける。備え付けられている鎖に沿って岩と雪が混じった斜面を慎重に登っていく。しかし、天候は悪く、吹雪が続いており視界も悪いため稜線の途中2670m付近で引き返すことにする。下りは危険なのでワンアットをしながら下る。途中でハーネスを外し、行者小屋に下山する。テント撤収後、一定のペースで下り2本で八ヶ岳山荘に下山する。

CT)行者小屋(7:40)-引き返し地点(8:55)-行者小屋(9:40-10:20)-八ヶ岳山荘(12:40)