2008年度 甲斐駒ヶ岳個人山行(2/11-2/14)

2月11日(月) 晴

メンバー 野口 冨家

 早朝に出発し、竹宇駒ヶ岳神社手前の駐車場に到着する。 20cm程の積雪の為、わかんは必要ない。脛程のラッセルをしながら進んでいくが 、2年生1名のペースが上がらない。刃渡りでは雪の付き方が悪く、雪庇が発達し ている為ワンアットし慎重に通過する。刃渡り通過後、わかんを履く。黒戸山をト ラバースして通過し、五合目小屋に到着する。 その後、整地して幕営する。五合目小屋は雪で完全に埋まっていた。

竹宇駒ヶ岳神社(6:35)-笹ノ平(9:27)-黒戸山(15:12)-五合目小屋TS(15:50)

2月12日(火) 雪

メンバー 野口 冨家

 サブ梱包し、わかんを履き出発する。昨夜から雪が降り続き、 トレースは完全に消えている。五合目小屋から連続する梯子は大半が埋ま っており雪壁となっている為、場所によってはワンアットする。その後は、深い 所で胸程、浅い所で腿程のラッセルがあり、ペースが上がらない。七丈小 屋を過ぎ、森林限界を越えた辺りから強い風雪となる。慎重にルートファイン ディングしながら進むが、2年生1名のペースが上がらない。引き返し時間が 近づいてきた為、2850m付近で引き返すことにする。その後、天候は更に悪化し、 視界が悪くなる。胸程のラッセルをしながら進むが、トレースが完全に埋まって おりなかなか進まない。梯子が埋まっている箇所は、懸垂下降で下る。 雪が深い為ゆっくりとしたペースで進み、遅い時間に五合目小屋TSに到着する。

五合目小屋TS (6:27)-七丈小屋(9:45-9:55)-2850m付近引き返し地点(1 2:25)-七丈小屋(14:05) -五合目小屋TS(17:44)

2月13日(水) 晴時々曇

メンバー 野口 冨家

 本日は、昨日の下りで大幅に時間が掛かったことを考慮し、引き返し時間を早め12時とする。 天気は晴れているが、強風が吹いている。 トレースが若干残っているが、腰程のラッセルである。 七丈小屋からは胸から腰程のラッセルが続く。 2年生1名はなかなかペースが上がらない。2 740mのピーク地点で引き返し時間が近づいた為、引き返すことにする。 トレースが残っている為、いいペースで下り、昨日に比べ早い時間に帰幕する。

五合目小屋TS (6:21)-七丈小屋(9:05-9:10)-2750m付近引き返し地点(11:50) -七丈小屋(13:19) -五合目小屋TS(15:42)

2月14日(木) 晴時々曇

メンバー 野口 冨家

 テント撤収、梱包後わかんを履き出発する。梯子が埋まっている箇所 ではワンアットし、慎重に通過する。膝から胸程のラッセルをしながらゆ っくりとしたペースで下る。刃渡りは少し雪が付いている為、アイゼンに履き替え、 注意しながら通過する。笹ノ平からは2本で竹宇駒ヶ岳神社に到着する。

奥多摩小屋(5:30)-雲取山(6:30)-日原(14:30)