2004年度 2月準合宿(2/5-2/8)

メンバー:小久保 乙山 北村 三戸呂 矢口

2月5日(土) 雪

 前日のムーンライト信州で新宿を出発。信濃大町にて朝食をとった後、タクシーで日向山ゲートへ向かう。ゲートから先は除雪されており、10cm程度の積雪なので順調に進む。南尾根取り付きに到着し、スノーシェッドの出口の道路脇の平坦地にテントを張り、わかんを着けて偵察に向かう。取り付きの斜面は少し急で時間がかかるが、尾根上に上がると雪の量は減り、すねから膝のラッセルとなる。1800m地点で時間となり、引き返す。

CT)信濃大町(5:08)―日向山ゲート(6:15-6:40)-尾根取り付きTS(8:50-10:50)-1800m地点(13:30-13:40)-取り付きTS(14:40)

2月6日(日) 快晴

 テントを撤収して出発。トレースはほぼ残っており、重荷だが昨日よりも良いペースで進む。1800m地点を過ぎ、幕場予定地の1917m地点に良い場所を見つけてテント張る。昼食をとってから上部偵察に向かう。東側に雪庇が少し張り出しているので扇沢寄りに進む。天気が良く、樹林の隙間から主稜線が見渡せる。雪は風でさらわれていて足首から膝のラッセルで順調に進み、広くて快適そうなJ Pに到達する。ここで引き返す。
C

T)取り付きTS(6:40)-1917mTS(9:20-11:00)-JP(13:00)-1917mTS(13:50)

2月7日(月) 快晴のちくもり

 昨日に引き続き空は晴れ渡り、絶好のアタック日和。順調に進み、JPの少し先の2330mのコブからクラストし始めたのでアイゼンに履き替え、アンザイレンして進む。南峰までは岩やハイマツ交じりでラッセルもなく、問題なく進む。主稜線に上がっても風はなく、黒部側の夏道を進み、あっさり爺ヶ岳中央峰に到着する。写真を撮り、剱から槍穂まで見渡せる眺望を満喫しながら昼食をとり、下りは標識を回収しながら下る。

CT)1917mTS(6:28)-JP(7:35)-爺ヶ岳・南峰(9:35)-爺ヶ岳・中央峰(9:50-10:20)-JP(11:45)-1917m(12:20)

2月8日(火) くもりのち雪

 テントを撤収し、下降する。下るにつれてガスに覆われ、徐々に雪も舞い始める。下部の斜面までトレースは残っており、順調に下る。車道に出てわかんをはずす。完全に除雪されているが所々凍結していて非常に滑りやすい。滑らない箇所を探しながら歩き、日向山のゲートに到着する。

CT)1917mTS(6:15)-取り付き(7:25-7:45)-日向山ゲート(9:05)

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