2010年度 夏山縦走合宿(9/1-9/11)

メンバー 千葉 佐々木 宮津 栗山 小林 杉浦 玉川 綿邉 
山本監督(9/5) 原田OB(9/6‐9/7) 谷山OB(9/4‐9/5) 
野口OB(9/9‐9/11) 冨家OB(9/1‐9/3)

9月1日(水) 晴 【入山‐夜叉神峠小屋】

参加OB:冨家OB

部室を時間通りに出発し、新宿で冨家OBと合流する。新宿から予定通りバスを乗り継ぎ、夜叉神峠登山口に到着する。水を汲み、帽子やスパッツなどを準備して出発する。緩やかな樹林帯の登山道を登っていく。天気は良く穏やかな風が吹く。良いペースで進み、夜叉神峠小屋に到着する。幕場で小久保OBとお会いする。

CT)部室(8:15)‐新宿バスターミナル発(9:15)‐甲府駅バスターミナル(11:35‐12:00)‐夜叉神峠登山口(13:10‐13:45)‐夜叉神峠小屋(15:10)

9月2日(木) 晴 【夜叉神峠小屋‐南御室小屋】

参加OB:冨家OB

準備をして出発する。小久保OBも行動を共にされる。夜叉神峠小屋から緩やかな登りが続き、樹林帯を良いペースで登っていく。杖立峠からしばらく進んだところで昼食をとる。天気が良く、風も弱く暑い中を進み、南御室小屋に到着する。テント設営後、野菜干しを行う。

CT)夜叉神峠小屋(4:55)‐杖立峠(6:45‐7:05)‐苺平(9:23)‐南御室小屋(9:55)

9月3日(金) 晴 【南御室小屋‐鳳凰三山‐早川尾根小屋】

参加OB:冨家OB

梱包までの手際がよく、早い時間に出発する。本日も小久保OBが行動を共にされる。薄暗い中、ヘッドランプを点けて登っていく。南御室小屋からやや急な樹林帯の登りが続く。薬師岳手前から樹林帯を抜け、砂礫の道となり、見晴らしが良くなる。薬師岳で休憩する。そこからも稜線上を良いペースで進み、観音岳を越え、赤抜沢ノ頭へ到着する。ザックを置いて地蔵ヶ岳へ行き、写真を撮る。地蔵ヶ岳で小久保OBと別れた後、赤抜沢ノ頭へ戻って昼食をとる。その後、高嶺の登りでは1年生1名がやや遅れるが、気合いを入れて登っていく。高嶺の下りは急な露岩帯であるため、慎重に下る。白鳳峠からは緩やかな樹林帯が続く。広河原峠を過ぎたあたりで冨家OBと別れる。そこからも気合いを入れて進み、早川尾根小屋に到着する。15時頃、谷山OBが到着する。

CT)南御室小屋(4:43)‐薬師岳(6:30‐6:50)‐観音岳(7:25‐7:35)‐赤抜沢ノ頭(8:45)‐地蔵ヶ岳(8:50‐9:00)‐赤抜沢ノ頭(9:07‐9:30)‐高嶺(10:30‐10:40)‐白鳳峠(11:45‐11:58)‐広河原峠(13:05‐13:18)‐早川尾根小屋(13:50)

9月4日(土) 晴 【早川尾根小屋‐アサヨ峰‐北沢駒仙小屋】

参加OB:谷山OB

準備をして出発する。初めは緩やかだが、しばらくすると急登となり、ゆっくりとしたペースで登っていく。天気が良く、稜線上に出ると景色が素晴らしい。アサヨ峰で三戸呂OBとお会いし、差し入れをいただく。そこから先は露岩が多く、急な箇所もあるため慎重に進み時間がかかる。栗沢山で昼食をとる。栗沢山からはしばらく急な下りが続く。途中、1年生1名が足首を捻ってしまう。腫れはなく痛みも少ないようだが、念のため細引きで足首を固定し、荷も抜く。ややゆっくりとしたペースで下っていき、北沢駒仙小屋に到着する。16時半頃、山本監督が到着する。

CT)早川尾根小屋(5:00)‐ミヨシノ頭(7:00‐7:17)‐アサヨ峰(8:15‐8:30)‐栗沢山(9:50‐10:33)‐北沢駒仙小屋(12:40)

9月5日(日) 晴後曇 【北沢駒仙小屋‐甲斐駒ヶ岳往復】

参加OB:山本監督、谷山OB

出発時に小屋のトイレに寄るが、混んでいるため時間がかかる。小屋から沢沿いを良いペースで登っていき、仙水峠に到着し休憩する。天気が良く、東側には見事な雲海が広がっている。峠からは樹林帯の急登である。多くの登山者と挨拶を交わしながら進み、やがて樹林帯を抜け、駒津峰に到着する。そこからは露岩が多くなり、甲斐駒ヶ岳頂上直下では白い花崗岩と砂の斜面になる。山頂に到着し昼食をとる。山頂は登山者で賑わっている。下りでも他の登山者とすれ違いながら良いペースで下り、2本で幕場へと到着する。12時半頃、山本監督と谷山OBが下山される。17時半頃、原田OBが到着する。

CT)BC(4:52)‐北沢駒仙小屋トイレ(5:10)‐仙水峠(5:53‐6:03)‐駒津峰(7:00‐7:13)‐甲斐駒ヶ岳(8:20‐8:50)‐駒津峰(9:45)‐仙水峠(10:38)‐BC(11:15)

9月6日(月) 晴後曇 【北沢駒仙小屋‐仙丈ケ岳‐両俣小屋】

参加OB:原田OB

準備をして出発する。北沢峠への林道に出てすぐのところから仙丈ケ岳への登山道に入る。樹林帯の登りを良いペースで進んでいく。小仙丈ケ岳の手前から樹林帯を抜け、見晴らしが良くなる。晴れており風はない。この辺りから1年生1名が左腕の痺れを訴える。肩をよく回しながら登り、仙丈ケ岳へと到着する。山頂で昼食をとり、左腕の痺れがあった1年生の荷を抜き、他に靴擦れの痛みがあった1年生の処置をするなど時間がかかる。そこから大仙丈ケ岳を越え、P2676m付近までは露岩帯が続く。この付近から時折ガスに包まれるようになる。P2676mで靴擦れをした1年生の荷を抜く。その後は樹林帯となり、良いペースで進む。高望池でまた昼食をとる。池の水は枯れている。野呂川越からは所々急な斜面や露岩を通過しながら、両俣小屋へ到着する。

CT)北沢駒仙小屋(4:53)‐大滝ノ頭(6:45)‐小仙丈ケ岳(8:00‐8:18)‐仙丈ケ岳(9:35‐10:50)‐大仙丈ケ岳(11:25)‐高望池(14:23‐14:50)‐横川岳(16:05‐16:17)‐野呂川越(16:45)‐両俣小屋(17:30)

9月7日(火) 曇 【両俣小屋‐北岳‐北岳山荘】

参加OB:原田OB

両俣小屋から左俣沢沿いを登っていくが、渡渉箇所が多いため慎重に進む。また、少し上流では1年生のザックを上級生が運ぶ箇所もあり時間がかかる。左俣大滝手前から急な斜面を登っていくが、ガレている箇所が多く、落石に気を付けながら登っていく。急なためゆっくりとしたペースで進み、中白根沢ノ頭で休憩し昼食をとる。風が強くガスに包まれたり晴れたりを繰り返す。そこからは緩やかな稜線を行くが、風が強いため慎重に進み、北岳に到着する。山頂では校歌を合唱する。その後は急な露岩帯をゆっくりと下っていき、八本歯のコルへのトラバース道の分岐で原田OBと別れる。そこからは緩やかな稜線を進み、北岳山荘に到着する。

CT)両俣小屋(4:56)‐左俣大滝付近(7:35)‐中白根沢ノ頭(10:20‐10:50)‐北岳(12:13‐12:33)‐北岳山荘(13:50)

9月8日(水) 雨時々曇 【北岳山荘で休養】

参加OB:-

本日は予定通り休養とする。通常通り起床、テント撤収、出発の準備をした後、梱包訓練を行う。その後、テントを設営し直す。台風の通過で天候が悪く、早朝はガスがかかり弱い風雨といった程度だが、午前中には一時的に強風を伴った猛烈な雨が降る。その後、雨は降ったり止んだりを繰り返し、風も強弱を変えて時折非常に強い風が吹く。9時10分の天気図をとり、11時半頃、野口OBが到着する。12時頃水を汲みに行く。15時頃からはガスが濃いものの穏やかな天候となる。
19時頃、北岳山荘の方と話をした際に、翌日の幕営を予定していた雪投沢源頭は幕営禁止であると教えていただく。そのため、翌日は熊ノ平小屋までに変更し、翌々日には三伏峠小屋まで一気に行くことにする。

9月9日(木) 曇 【北岳山荘‐熊ノ平小屋】

参加OB:野口OB

濃いガスの中出発する。風はやや強い。稜線上を良いペースで進み、中白根山へ到着する。時折晴れ間がある。その後もガスの中を進み、間ノ岳へ到着する。そこからは露岩帯が続くため慎重に進んでいく。ずっとガスに包まれており、眺望はない。三峰岳で昼食をとる。その後はなだらかな砂利道を早いペースで下り、熊ノ平小屋に到着する。

CT)北岳山荘(4:53)‐中白根山(5:30‐5:50)‐間ノ岳(6:53‐7:03)‐三峰岳(8:07‐8:32)‐熊ノ平小屋(10:05)

9月10日(金) 晴 【熊ノ平小屋‐塩見岳‐三伏峠小屋】

参加OB:野口OB

出発直前に1年生1名のヘッドランプが故障し、点かなくなる。その1年生には野口OBのヘッドランプをお借りして使わせる。薄暗い樹林帯をヘッドランプを点けて進む。登山道沿いの樹木は昨夜の雨で濡れている。樹林帯を良いペースで進み、北荒川岳へと到着する。そこからは砂礫の稜線を進む。快晴で眺望が素晴らしい。塩見岳の登りでは1年生1名が遅れるが、気合いを入れて登る。塩見岳山頂で昼食をとる。少し進んだ平らな所で1年生のザックを下ろし、1年生は空身で下る。安全な場所で野口OBと共に1年生を待機させ、上級生が登り返して1年生のザックを下ろす。塩見小屋を過ぎたあたりから樹林帯となり、良いペースで進む。その後は1年生数名が時折遅れるが、気合いを入れて進み、三伏峠小屋に到着する。

CT)熊ノ平小屋(4:58)‐安倍荒倉岳(5:30‐5:40)‐北荒川岳(7:30)‐雪投沢源頭付近(8:17‐8:32)‐塩見岳(9:40‐10:20)‐塩見岳頂上直下(10:50‐11:20)‐本谷山(12:52‐13:12)‐三伏峠小屋(14:00)

9月11日(土) 晴 【三伏峠小屋‐鳥倉登山口‐上蔵】

参加OB:野口OB

薄暗い中、ヘッドランプを点けて登山道を下っていく。鳥倉登山口までの登山道は所々木材で補強されており、標識も多い。多くの登山者とすれ違いながら良いペースで下り、最後にはなだらかな草地を過ぎ、登山口に出る。そこからは林道を元気よく声を出して歩く。上蔵の集落にさしかかったところで、少し手前で呼んでおいたタクシーが迎えに来る。広い所にザックを下ろして体操し、全員元気に下山する。

CT)三伏峠小屋(4:52)‐鳥倉登山口(6:50)‐上蔵(10:15)

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