2013年度 冬山偵察山行(6/22-6/23)

冬山偵察山行行動概要

6月22日(土) 雨後晴時々曇 【馬場島-赤谷尾根取り付き-1815m】

メンバー 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 籾山

馬場島荘で挨拶をした後、出発する。雨が降っているため雨具を着る。赤谷尾根には白萩川側から出ている支尾根から取り付く。取り付きは急登で藪が濃いが踏み跡と赤テープがある。1100m付近から大木と露岩が点在している。1390mには大きな露岩があり、右を巻く。露岩から先は尾根が細く、急斜面となっているためFix箇所の長さを測る。1520m付近から所々尾根が切れており、急登となる。P.1563mから先は二重稜線となっており、窪地にはまだ残雪がある。1700m付近からはさらに藪が濃くなり、尾根も細く急登となるためFix箇所の長さを測る。1890mまで偵察する予定であったが、日の入の時間を考慮し、1815mの緩やかな斜面に幕営することにする。

CT)馬場島(8:22)-赤谷尾根取り付き(8:53)-1815m(18:33)

6月23日(日) 晴後曇後雨 【赤谷尾根1815m-赤谷山-ブナグラ乗越-馬場島】

メンバー 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 籾山

朝露があるため、雨具を着て出発する。1850mからはゆるやかな尾根となり、露岩も点在している。尾根上には雪は残っていないが、斜面には残雪がある。2100mに露岩があり、ブナグラ谷側を巻く。露岩から先の急登までFix箇所の長さを測る。頂上直下は笹に加えて樹木が多く茂っている。頂上に到着するが、残雪に覆われており、標識は見当たらない。霧が濃いため白萩山も見えない。頂上からブナクラ乗越までの下りでは、小黒部谷側の斜面は残雪に覆われており、大きなシュルンドも見られる。所々夏道が出ているが、1900m付近から残雪の急斜面となっているためアイゼンを履いて下る。P.1826mの手前で雪が無くなったためアイゼンを外す。ブナグラ乗越からは登山道を辿りながらブナグラ谷を下っていく。谷筋には所々雪が残っているため、ピッケルを出し入れしながら下っていく。沢は昨日の雨の影響で増水しているが、渡渉は問題ない。15時30分頃に雨が降り始めたため、雨具を着る。そのまま下って行き馬場島に到着する。

CT)1815m(5:03)-赤谷山(11:20)-ブナグラ乗越(13:20)-馬場島(17:03)

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