2012年度 冬富士合宿(11/21-11/28)

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本
山本監督(11/23-11/25) 
谷山OB(11/22-11/25) 松本OB(11/24-11/25)

11月21日(水)  【新5合へ入山】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本
 新宿からバスに乗り御殿場駅へ到着する。駅で水を汲み、タクシーで新5合へ向かう。太郎坊手前のゲートは閉まっておらず、タクシーで新5合まで直接入る。到着後テント設営をし、翌日の朝食の準備をして就寝する。

11月22日(木) 曇時々晴 【新5合-2合8勺】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本
 食当の不手際で出発が遅れる。ゆっくりとしたペースで歩き始めるが、1年生1名が遅れ始める。その後もペースが上がらず、次郎坊でこの1年生と3年生が本隊と別れる。本隊も後続隊も気合いを入れて登り、2合8勺に到着する。到着後、整地し、積雪が無かったため鉄ペグと石を使ってテントを固定する。設営後はサブ梱包して上部へ向かう。雪が出てきた所で耐風姿勢、キックステップ、カッティングの動作の確認をする。走り6合手前の2650m付近の岩陰にザックをデポし、吹き溜まりから水作り用の雪を取り下り始める。下りではアイゼンを装着して下り帰幕する。17時頃谷山OBと合流する。

CT)新5合(6:08)-2合8勺(本隊9:18-11:06、後続隊9:31着)-2650m付近(12:54-14:02)-2合8勺BC(14:52)

           

11月23日(金) 雨後雪後雨 【2300m付近で雪上訓練】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 谷山OB
 食当の不手際で出発が遅れる。雨が降っていたためヤッケの上に雨具を着る。雪上訓練ができる所を探しに5合付近を目指して右斜登ぎみに登って行く。途中、凍った斜面が出てきたためオーバーシューズとアイゼンを装着する。登るにつれて天候も悪くなり、風雪が強くなる。5合手前の吹き溜まりで雪上訓練を行う予定であったが、天候の悪化を考慮して風雪の凌げる5合の小屋を目指す。5合に到着後さらに天候が悪化したため、帰幕することに決定する。水作り用の雪を回収した後、下り始めるが2300m付近から天候が回復し、傾斜も緩くなったため耐風姿勢、カッティング、アイゼン歩行、アイゼン着脱の訓練をする。訓練終了後、アイゼンを付けたまま下り、帰幕する。12時頃山本監督と合流する。
【雪上訓練内容】        
  耐風姿勢               0’50”
  カッティング               1’00”
  アイゼン歩行             1’00”
  アイゼン着脱               1’00”
                           合計2’50”

CT)BC(6:37)-5合(8:48)-2300m付近(9:35-11:03)-BC(11:21)

11月24日(土) 曇時々雪 
本隊【2600m付近で雪上訓練】

メンバー:宮津 太田 長坂 松木 松本 山本監督 谷山OB 松本OB
 5時過ぎに松本OBと合流する。食当の不手際で出発が遅れる。2000m付近から雪が付いており、雪面は凍結しているためここでアイゼンを着ける。雪上訓練場所を探しながら登っていく。5合小屋の南側の沢状になっている箇所で雪上訓練を行うこととする。13時を目安に切り上げ、5合小屋の隣で雪袋に雪を詰め、BCへと帰幕する。
  【雪上訓練内容】        
  カッティング               0’20”
  アイゼン着脱               0’20”
  ダイヤモンド歩行       1’00”
  滑落停止               0’50”
 
                           合計2’30”

CT)BC(6:42)-2600m付近(7:12-13:16)-BC(14:46)

上級生隊【頂上往復】

メンバー:小林 長島
 本隊に先行して出発する。登山道に沿って進み、2300m付近でアイゼン、ハーネスを付ける。5合到着後、風雪が強かったためザイルを出し、コンテニュアスで登って行く。積雪が多かったため直登していく。10時頃から時折晴れ間も見える。7合より上部の登山道は凍っている。銀明水から剣ヶ峰までの積雪は深い所で脛程あり、登山道は所々クラストしているのみで凍ってはいない。頂上到着後、昼食を取り下る。7合5勺までは登山道を下って行き、その後は直降していく。2450m付近から積雪が少なくなったため、ザイル、ゴーグルを外し、大砂走りを下り帰幕する。

CT)BC(6:42)-5合(8:01)-銀明水(12:17)-剣ヶ峰(12:38-12:50)-BC(14:59)

11月25日(日) 快晴 【2600m付近で雪上訓練】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本 山本監督 谷山OB 松本OB
 食当の不手際で出発が遅れる。天気は無風快晴である。登りで1年生1名が遅れ始める。登るにつれ雪面が固くなってきたためカッティングをしながら登る。2350m付近でザイルを付けコンテニュアスで登って行く。2500m付近でオーバーシューズ、アイゼンを装着して登って行くが、1年生1名が遅れる。2600m付近の登山道にザックをデポし、本隊と上級生隊に分かれて雪上訓練を行う。訓練終了後、本隊と上級生隊が合流し、水作り用の雪を回収する。下りは登りのザイルメンバーでザイルを結び、コンテニュアスで下る。帰幕後OB方が下山される。
【本隊雪上訓練内容】        
  滑落停止               0’40”
  Fix通過                  0’30”
  ワンアット・コンテニュアスの説明   0’40”
  自由歩行             0’50”
                           合計2’40”
【上級生隊雪上訓練内容】        
  Fix工作3P               4’00”
             

CT)BC(6:27)-2600m付近雪上訓練場所(9:12-13:36)-BC(14:21)

11月26日(月) 雪後雨 【停滞】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本
 食当の不手際でテントを出るのが遅れる。テントから出ると風雨が強く、ガスも濃く視界がほとんど無いため、天気待ちをすることに決定する。昨日の天気図と本日の天候を考慮し、7時には停滞することに決定する。9時10分の天気図を全員でとり、その後の時間は自由とする。14時30分から食当を始め、21時には就寝する。

11月27日(火) 晴後曇 【2650m付近で雪上訓練】

メンバー:宮津 小林 長島 太田 長坂 松木 松本
 薄暗い中出発する。雪が出てきた所でオーバーシューズ、アイゼンを付ける。2300m付近でザイルを出し、1年生同士を繋ぎコンテニュアスで登って行く。2650m付近の岩陰でザックをデポして雪上訓練を行う。雪上訓練終了後、昼食をとって下る。幕場に到着後アイゼン着脱の訓練を行う。
【雪上訓練内容】        
  自由歩行               1’30”
  ダイヤモンド歩行            0’40”
                           合計2’10”

CT)BC(5:58)-2650m付近雪上訓練場所(8:30-12:05)-BC(12:50)

11月28日(水) 曇風強し 【BC-国立中央青年の家】

 テント撤収に時間がかかり、出発が遅れる。登山道は雪は付いていないが凍っており、スリップに注意しながら下る。新5合に到着後、梱包訓練を行い、しっかり梱包し直した後出発する。1年生1名が時折遅れるが、気合いを入れて歩かせ全員元気に下山する。

CT)BC(6:51)-新5合(7:45-9:19)-国立中央青年の家(11:32)

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