2005年度 槍ヶ岳個人山行(9/16-9/18)

2005年度 槍ヶ岳個人山行(9/16-9/18)


メンバー;三戸呂 川村 永木

9月16日(金) 晴後曇 【中房温泉-合戦小屋-燕山荘-燕岳-燕山荘-大天井岳-大天荘】

メンバー 三戸呂 川村 永木

 前日に穂高駅にてステーションビバークし、朝一番タクシーで中房温泉に移動する。外は肌寒く、車内の暖房が心地良い。移動中猿の群れに出くわす。中房温泉からは樹林の中を歩く。歩き出しから1年生1名が遅れだす。徐々に日が照ってきて、合戦小屋に着くころには暑くなる。ここからは景色も楽しむことができ、槍ヶ岳始め山々を眺めながら燕山荘に登る。ザックを置き、空身で燕岳を往復した後に燕山荘を出発するが、この頃から空に雲がかかり出す。1年生1名は更に遅れ始め、止まらんばかりのペースとなる。切通岩を過ぎた辺りから空は雲に覆われ、視界も悪くなり出す。それでも何とか大天井岳に登頂し、その後大天荘に到着する。夕食は新メニューの焼肉丼であったが、これが何とも美味であった。

CT)中房温泉(5:40)-合戦小屋(9:15-9:30)-燕山荘(11:00-11:15)-燕岳(11:25)-燕山荘(11:45)
-大天井岳(16:20)-大天荘(16:35)

9月17日(土) 晴 【大天荘-横通岳-常念岳-大天荘-大天井ヒュッテ-ビックリ平-ヒュッテ西岳-西岳
            -ヒュッテ西岳】

メンバー 三戸呂 川村 永木

 
朝は非常に寒かったが、風が無かったため歩いていると気にならない。1本目の休憩中に御来光を見る。一定のペースで稜線を進み、横通岳を経て常念小屋に着く。ここからは岩場の登りであったが、人が多くなかなかペースが上がらない。常念岳山頂にも登山客は多く、写真を撮るのを諦めようかと考えたが、槍ヶ岳から穂高連峰までしっかり見渡せる景色は圧巻であり、順番待ちがてら長めの休憩をとる。帰路は良いペースで進み、早い時間に大天荘に戻る。途中、またしても猿の群れに出くわした。テントを撤収した後西岳目指し出発するが、1年生1名のペースが上がらない。大天井ヒュッテまでのガレ場の通過に注意が必要であったが、そこからは危険箇所は殆ど無く、ひたすら距離を稼ぐだけになる。ヒュッテ西岳に到着後、空身で西岳を往復する。その後梱包訓練を2回行い、テントを設営する。

CT)大天荘(5:00)-横通岳(6:25-6:30)-常念岳(7:45-8:05)-大天荘(10:20-11:20)
-大天井ヒュッテ(12:15-12:25)-ビックリ平(13:20-13:30)-ヒュッテ西岳(15:20)
-西岳(15:25-15:30) -ヒュッテ西岳(15:35)

9月18日(日) 晴 【ヒュッテ西岳-水俣乗越-槍岳山荘-槍ヶ岳-槍岳山荘-槍沢ロッジ-横尾-徳沢-明神
            -上高地】

メンバー 三戸呂 川村 永木

 
朝から風が強く寒いため、雨具の上を着て出幕する。昨日は雲に覆われていた槍ヶ岳の頂がはっきり確認できる。まだ暗いため、慎重に水俣乗越に下る。風が当たらないため、途中で雨具は脱ぐ。良いペースで進み、早い時間に槍岳山荘に到着する。上部は風が強いと考え、再び雨具の上を着て頂上目指し出発する。しかし往路復路共に人がごったがえしており、時間がかかる。せっかくの頂上も、写真を撮って早々に下り始めなければならなかったため、満足に景色も見ることができず残念であった。その後槍岳山荘に戻り、上高地へ下り始める。ここからも人が多い。道を譲り譲られで時間がかかるが、横尾、徳沢を経て、無事上高地に到着する。

CT)ヒュッテ西岳(4:45)-水俣乗越(5:40)-槍岳山荘(7:30)-槍ヶ岳(8:10-8:20)-槍岳山荘(8:50-9:10)
-槍沢ロッジ(11:45)-横尾(12:50-13:05)-徳沢(13:50)-明神(14:30)-上高地(15:00)

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