2013年度 上級生登攀強化山行(10/5-10/6)

上級生登攀強化山行行動概要

10月5日(土) 晴 【室堂ターミナル-一ノ越-雄山-別山-別山乗越-剱沢BC】

メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山

  室堂派出所の方に挨拶をした後出発する。室堂ターミナル周辺には多くの観光客がいる。一ノ越到着後、一本とる。一ノ越から雄山への登山道には多くの登山客がおり、他の登山客のペースで登って行く。雄山に到着後、写真を撮った後出発する。雄山から別山方面への登山道には登山客はあまりいない。良いペースで進んで行き、別山に到着する。天候は良く、別山の頂上からは、周囲の風景が一望出来る。その後も良いペースで進んで行き、剱沢BCに到着する。

CT)室堂ターミナル(9:11)-一ノ越(9:47)-雄山(10:43)-別山(12:05)-別山乗越 (12:19)-剱沢BC(12:47)

10月6日(日) 晴 【BC-長次郎谷出合-八ツ峰五峰Cフェース剣稜会ルート取付き-Cフェースの頭-五・六のコル-長次郎谷出合-BC】

メンバー:小林 松本 籾山(剣稜会ルート)

 
 梱包してヘルメットをつけて出発する。日が出ていないためヘッドランプを着けて歩き始める。登山道を歩いていき順調に進む。途中で登山道を外れ、雪渓上にでる。アイゼンを履き、毛手袋を着けてピッケルを出す。長次郎谷2300m付近で大きなシュルンドがあり雪がないところを歩く。その後も順調に進み、Cフェース取付きに到着する。そこでハーネスをつける。1本とった後に登り始める。2年生がトップを交替で登っていく。他に登山者はおらず、剱岳も晴れておりよく見える。1P目はスラブを左上する。2P目は凹角からハイマツ混じりのフェースを登る。3P目はすっきりしたスラブを左上する。4P目は鋭いリッジを登った後、リッジをトラバースする。5P目に易しいリッジを順調に登り、計5Pで登った。Cフェースの頭に着いた後下り始める。ハイマツを支点にして45m程懸垂下降をして五・六のコルに下りる。長次郎谷を下る際からサングラスを装着する。その後順調なペースで進みBCに到着する。                 

CT)BC(3:30)-長次郎谷出合(4:30)-八ツ峰六峰Cフェース取付き(6:01)-Cフェースの頭(11:00)-五・六のコル(12:05)-長次郎谷出合(13:10)-BC(14:30)

【BC-長次郎谷出合-八ツ峰六峰CフェースRCCルート取り付き-Cフェースの頭-五・六のコル-長次郎谷出合-BC】

メンバー:長島 太田 長坂(RCCルート)

 準備をして出発する。暗い中を慎重に歩いていく。平蔵谷出合付近で雪渓に降り、毛手袋、アイゼン、ピッケルをつける。長次郎谷の登りでは、2年生1名のペースが遅れる。CフェースRCCルートの取り付きに到着後登攀具を装着する。1P目は緩やかなスラブを40m程左上し、狭いテラスで切る。2P目は、ハイマツと凹角の間のフェースを登って行く。残置支点は少ない。3P目は途中バンドを右にトラバースしていき、そこから急な凹角を10m程登ってテラスで切る。4P目は最初の20m程フェースを登り、そこからは緩やかなハイマツ帯を登り尾根に出る。ザイルを外し、Cフェースの頭に登る。Cフェースの頭から少し下った場所で五・六のコルへと30m程懸垂下降する。五・六のコルからはガレている道を下り雪渓まで出る。そこから毛手袋、アイゼン、ピッケル、サングラスをつける。長次郎谷を下った後の剱沢の登り返しで2年生1名が遅れるがBCに到着する。

CT)BC(3:32)-長次郎谷出合(4:23)-八ツ峰六峰Cフェース取り付き(6:18)-Cフェースの頭(10:42)-五・六のコル(12:00)-長次郎谷出合(13:14)-BC(14:40)

【BC-別山乗越-室堂ターミナル】

メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山

 隊を合流し梱包、テント撤収をした後出発する。良いペースで進んで行き、室堂ターミナルに到着する。室堂ターミナル周辺には多くの観光客がいる。

CT)BC (14:57)-別山乗越(15:31)-室堂ターミナル(16:50)

最近のコメント

    アーカイブ

    カテゴリー