2012年度 小窓尾根強化山行(10/6-10/7)

メンバー 長島 山本監督

10月5日(金)

時間通りにパレスホテル大宮西側バス乗り場に集合する。そこから富山行きの夜行バスに乗り、離京する。

10月6日(土) 曇一時雨 【馬場島荘-小窓尾根取り付き-1600m付近-ニードル】

富山駅に到着し朝食をとった後、電車に乗り上市駅で下車する。そこからタクシーに乗り馬場島荘へ移動する。馬場島荘へ計画書を提出した後、準備をして出発する。白萩川に沿って林道を進んでいく。白萩川取水口から樹林帯の高巻き道を通り白萩側右岸に降りる。雷岩手前で右岸から左岸へ徒渉して進み、小窓尾根に取り付く。1600m付近までは夏道の急登を進んでいく。1600m付近でヘルメットをつけ、尾根伝いに藪を漕いで進む。ここから先、踏み跡はほとんど無い。ニードル手前で日が暮れてきたためヘッドランプをつけ、雨も降ってきたため雨具を着る。本日はドームまで行く予定であったが、日が暮れて視界が悪い中、行動するのは危険と判断し、ニードルの基部で行動を終了し幕営する。

CT)馬場島荘(8:00)-小窓尾根取り付き(9:25)-1600m付近(10:35-10:45)-ニードル(18:05)

10月7日(日) 曇時々雨 【ニードル-ドーム-三ノ窓-本峰-早月小屋-馬場島荘】

テントを撤収しヘルメット、ハーネスを付け出発する。雨で草木が濡れているため雨具も着る。ニードル基部から池ノ谷側のバンドへ5m程の懸垂下降で下る。そこからバンドを少し進み更に15m程の懸垂下降で下る。ドームへは池ノ谷側の急斜面を登る。ドームは広く笹薮に覆われている。ドームからはハイマツ帯のやせ尾根を進み、M状ピーク手前からは細い岩稜帯を登る。天候は曇りであるが時折ガスが晴れて大窓や本峰を望むことができる。M状ピークからは高度差の少ないやせた岩稜帯を進む。小窓ノ王までは小窓側の斜面の夏道を進む。雪はついていない。小窓ノ王南壁の基部から三ノ窓への下降は壁に沿って進む。三ノ窓からは三ノ窓尾根の紅葉がきれいに見えた。池ノ谷ガリーの登りは落石に注意しながら進む。長次郎の頭から長次郎のコルへは20m程の懸垂下降を行う。コルからは、長次郎谷側の岩稜帯の道を進み本峰に到着する。到着後、写真を撮り休憩する。周りはガスがかかっており景色は見えない。休憩後、出発する。早月尾根上部は急な岩稜帯であるため慎重に下る。早月小屋に到着後、小屋の方に挨拶する。標高2000m程の地点で暗くなってきたためヘッドランプをつける。暗い道をスリップに気を付けながら進み馬場島荘に下山する。

CT)ニードル(6:00)-ドーム(7:26-7:35)-三ノ窓(13:04-13:14)-本峰(14:40-14:49)-早月小屋(16:38-17:09)-馬場島荘(20:08)

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