2010年度 冬山偵察山行(10/9-10/11)

メンバー 千葉 佐々木 宮津

10月8日(金)

予定通り新宿駅に集合し、信濃大町駅に向かう。信濃大町駅に三戸呂OBのお母様が迎えに来て下さり、三戸呂OBの実家で夕食をご馳走になり、就寝する。

10月9日(土) 雨 【蓮華岳東尾根取り付き-2391m付近】

朝食をいただき、車で取り付き付近まで送っていただく。篭川は橋が架かっておらず、渡渉する。取り付きはやや急な斜面の藪こぎだが、50m程進むと斜面は緩やかになり、藪もほとんどなくなる。所々細くなっている箇所ではFix予定地としてザイルを出して距離を測り、露岩が出ている箇所では巻く方向を確認しながら進む。1500m付近から所々藪が濃い箇所があり、広い尾根が続く。2391m付近通過後、藪は多いが平坦な箇所があったため、幕営する。

CT)蓮華岳東尾根取り付き(6:22)-1412m付近(8:40-8:55)-2012m付近(13:20-13:32)-2391m付近(17:34)

10月10日(日) 曇後雨 【2391m付近-蓮華岳-針ノ木岳-スバリ岳-2500m付近】

 
テントを撤収し出発する。昨日は暗くなってしまって写真を撮ることができなかった、2391m手前の露岩を巻く必要のある箇所の写真を撮る。その後は蓮華岳まで緩やかな傾斜の登りが続く。針ノ木峠までの稜線は、中盤では露岩が点在しており、峠手前はやや急な斜面がある。峠から先2670m付近は岩稜となるため、マヤクボ沢側を巻きザイルを出し距離を測る。その後針ノ木岳までは所々細い箇所や露岩があったため、よく見ながら進むが、P.2760mより先はなだらかになっている。その後は霧で視界の無い中、登山道を進むが、予想以上に足場が悪く、時間がかかる。辺りが暗くなり、視界が悪いため赤沢岳手前の2500mの平坦な位置で幕営する。

CT)2391m付近(5:20)-蓮華岳(11:10-11:40)-針ノ木峠(12:30-12:46)-針ノ木岳(15:40)-スバリ岳(16:25)-2500m付近(17:40)

10月11日(月) 雨後晴 【2500m付近-赤沢岳-鳴沢岳-岩小屋沢岳-種池山荘-爺ヶ岳登山口】

 
テントを撤収し、出発する。鳴沢岳までは急な斜面の岩場があるが、その先は平坦な道が続いている。岩小屋沢岳を通過したあたりから晴れ間が見え始める。その後は種池山荘で昼食をとり、良いペースで柏原新道を下り、爺ヶ岳登山口へ下山する。

CT)2500m付近(5:30)-赤沢岳(5:51)-鳴沢岳(6:25)-新越乗越(6:54-7:21)-岩小屋沢岳(7:50)-種池山荘(9:11-9:35)-爺ヶ岳登山口(11:03)

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