メンバー:野口 冨家 千葉 佐々木
5月15日(金)
部室に集合し上野駅へ向かう。上野駅から急行能登号で離京する。
5月16日(土) 曇時々雨 【馬場島-小窓尾根P1990m】
上市駅に到着後、タクシーで馬場島へ向かう。馬場島荘のご主人に差し入れを頂く。その後準備をし、出発する。白萩川を2度渡渉し、赤谷尾根の支尾根の取付きへと出る。そこから藪漕ぎで赤谷尾根の支尾根のコルへと出て、夏道を下る。池ノ谷と仙人谷の出合い付近で小雨が降ってきたため、雨具を着る。雷岩周辺は雪渓となっている。小窓尾根取付きの浅いガリーの急登は夏道が出ている。ここからP1614mの直下まで雪が少なく、所々藪漕ぎがある。P1614mからなだらか登りが続き、やがてP1990mに到着する。暗くなってきたため本日の行動はここまでとする。
CT)馬場島(8:08)-雷岩(12:10)-P1614 m (15:52)-P1990 m (17:55)
5月17日(日) 雨 【小窓尾根P1990m-P2250m】
早朝から雨が降りガスが出ているため、天気待ちをする。少し待つと100m程視界が効くため、テント撤収し出発する。慎重に偵察しながら進み、P2250mに到着する。ここで天候が悪化したことと、上部がガスっており偵察が行えないため本日は行動を打ち切ることとする。
CT)P1990 m(7:36)-P2250 m(10:40)
5月18日(月) 雨後晴
【小窓尾根P2250m-ニードル-ドーム-M状ピーク-三ノ窓】
この日も雨が降っておりガスが出ているため、天気待ちをする。7時半ごろから天気が回復し始めたため、テント撤収しヘルメット、ハーネス、ザイルを付け出発する。ニードル手前からは雪の量と藪が少なくなり露岩が目立つようになる。ドームの急斜面を藪こぎしながら進む。全体的に細く両側が切れているため注意しながら進む。ピラミットピークを通過し、細い岩稜帯をM状ピークに向けて進む。M状ピークからは高度差の少ないやせた岩稜帯を進む。その後も慎重に進んで行き、小窓ノ王を懸垂下降して下る。その後、三ノ窓に到着する。
CT)P2250m(8:07)-ニードル(10:15)-ドーム(11:30-11:50)-M状ピーク(15:00-15:20)-三ノ窓(18:30)
5月19日(火) 晴 【三ノ窓-剱岳-早月尾根-馬場島】
テントを撤収し出発する。池ノ谷ガリーでは、雪面が凍っておりアイゼンを利かせながら進む。その後順調に進み、剱岳に登頂する。雲行きが怪しくなってきたため写真を撮った後すぐに早月尾根を下降する。早月尾根は積雪が多く腐っており下りにくい。2回の懸垂下降を交えながら馬場島を目指す。その後、馬場島に到着する。
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