メンバー;野口 冨家 千葉 佐々木
2月17日(火)
予定通り集合し、新宿駅から特急あずさで離京する。清里駅到着後、タクシーで美し森駐車場へ移動し幕営する。
2月18日(水) 晴 【美し森駐車場-出合付近】
テントを撤収し出発する。やや風があり肌寒いが天気は良い。道にはトレースがついている。ところどころ渡渉する箇所では凍っているところもあり慎重に通過する。2本で出合小屋に到着する。冨家、千葉で天狗尾根取り付きの偵察を行うが、上部では雪が少なく水が作れない可能性があるため、出合付近で幕営することとする。
テント設営後、やや時間があったため、佐々木を含めた全員で2PずつFix工作訓練を行った。
CT)美し森駐車場(6:50)-出会小屋(9:50)
2月19日(木) 曇 【出合付近-天狗尾根2600m付近】
赤岳沢を少し上り、天狗尾根に取り付く。しばらく藪の中を進む。登るにつれ徐々に藪は減るが、ところどころ膝から腿程のラッセルがあり、なかなかペースが上がらない。藪が切れると岩峰が現れ始め、メインFixを行う個所や登攀を行う個所がある。午後になると天候が悪化しこれ以上進むことは危険と判断し、この日は2600m付近で幕営することとする。
CT)出合小屋(6:30)-天狗尾根取り付き(6:50)-2600m付近(13:20)
2月20日(金) 雪 【2600m付近にて停滞】
前日から続く強風と雪で視界が悪い。本日の行動は危険と判断し停滞することとする。
2月21日(土) 曇後晴
【2600m付近-赤岳-地蔵尾根-行者小屋-美濃戸口へ下山】
早朝は風が強く、しばらく天気待ちをする。風が弱まってきた7時頃にテントを撤収し出発する。朝のうちは雲がかかっていたが、そのうち快晴となる。大天狗の登攀では岩壁に雪が付き、予想以上の難所となり時間がかかる。小天狗を抜け、昼前に赤岳に登頂する。しばらく休んだ後出発し、地蔵尾根を下る。地蔵尾根は切れている個所や急な個所が多く、慎重に下る。行者小屋に着いた時点で、西面は昨日までの降雪で雪崩の危険があるため、予定していた実動は取りやめ、下山することを決定する。赤岳山荘まではトレースがあるが、凍結している個所が多く慎重に進み、美濃戸口に下山する。
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