2007年度 奥多摩個人山行(2/26-2/27)


2月26日(月) 晴

メンバー 川村、山本

 電車が遅れ1年生1名が30分遅れて到着する。今回は体力強化なので32kgを背負わせる。歩き出しは良いペースで進んでいくが、六ツ石山手前で1年生1名がバテ始める。気合を入れ歩かせるがペースは上がらない。ゆっくりとしたペースで六ツ石山に着く。ここから雪が出てきたのでピッケルと毛手を付ける。慎重に進んでいくが、鷹ノ巣山の手前の急登で1年生1名がバテているせいかスリップと転倒を繰り返す。注意するがしっかり歩く事ができない。鷹ノ巣山の頂上に着いたところでこれ以上1年生1名にこの重荷での行動は危険と判断し荷を抜く。また、ここから雪が無くなったので毛手とピッケルを外す。その後、ゆっくりとしたペースで進んでいくが、鷹ノ巣避難小屋を過ぎたところで1年生1名が倒れる。10分程意識を失う。意識が戻った後、動けるか聞いてみると体が全く動かないと言う。ツエルトで40分程休ませても体調があまり回復しないようなので、本日はこれ以上の行動は不可能と判断し鷹ノ巣山避難小屋まで戻り、行動を打ち切ることとする。次の日の行動は実動通り雲取山を目指すが、1年生1名の様子を見ながら決めることにする。テント設営後、水場に行くが、凍っており水を汲むことができない。そのため幕場の周りの雪を集め水作りをするが夕食分と次の日のテルモス分しか水を作れず、次の日の朝食はレーションとする。1年生1名は夕飯をしっかり食べ、熟睡していた。

CT)奥多摩駅(8:20)-六ツ石山(11:40-12:00)-鷹ノ巣山(14:13-14:30)-鷹ノ巣山避難小屋(16:30)

2月27日(火) 晴

メンバー 川村、山本

 朝1年生1名の体調を確認すると、少し気持ち悪いがほとんど回復しているとのことである。レーションを食べ、テント撤収後出発するが、出発早々1年生1名がバテ始める。気合を入れ歩かせるが、ペースは上がらない。ゆっくりとしたペースで七ツ石山に着く。ここで1年生1名がバテている事と前日の気絶の事を考慮して本日の行動は無理をせずここまでとし、下山することにする。ゆっくりとしたペースで下っていき、2本で鴨沢バス停に着く。

CT)鷹ノ巣山避難小屋(6:00)-七ツ石山(8:40)-七ツ石小屋(8:50-9:00)-鴨沢バス停(11:10)