2006年度 冬山偵察山行(10/21-10/23)


10月21日(土) 曇

メンバー 三戸呂 北村

予定通りにバスとタクシーに乗り継ぎ、新穂高温泉に到着する。準備をして出発し、40分程で穂高平避難小屋に到着する。

CT)新穂高温泉(20:40)-穂高平避難小屋(21:20)

10月22日(日) 快晴

メンバー 三戸呂 北村

 穂高平避難小屋を出発し、槍平小屋へ向かう。空は雲ひとつ無く快晴で偵察日和である。槍平小屋到着後テントを設営し、奥丸山まで偵察に向かう。基本的に稜線上に登山道が付いており、いいペースで偵察する。尾根上から、大喰岳西尾根も見える。奥丸山までは所々左右が切れているところがあり慎重に進む。登山道は2260mから尾根上には無く、2330mのコルへとトラバースしている。とりあえず、登山道沿いに進み、下る時に尾根上を行くことにする。奥丸山到着後、下りはじめる。尾根上を進み、藪漕ぎする。そこからは順調に下り槍平小屋に到着する。時間に余裕があるので、大喰岳西尾根の取り付き目印の宝の木まで偵察に向かう。宝の木を確認した後、槍平小屋に戻る。

CT)穂高平避難小屋(5:50)-槍平小屋(8:20~8:45)-奥丸山(10:00~10:05)-槍平小屋(11:05~11:20)-宝の木(12:20~12:45)-槍平小屋(13:15)

10月23日(月) 雨後曇

メンバー 三戸呂 北村

 朝方は雨が降っており、偵察に向かうか迷う。5時を過ぎると雨も止み、視界も悪くないのでテントを撤収し大喰岳西尾根の偵察に向かう。1時間程で宝の木に到着する。宝の木から2600m付近までは藪漕ぎしながら進む、ハイ松も背丈ほどあり通過に苦労する。2600m付近からは膝ぐらいの高さのハイ松と岩稜のミックスとなり、さらに踏み跡も所々尾根上にあり、スムーズに偵察を行う。2750mを通過するあたりから天気が悪くなり、ガスで尾根が覆われる。視界が悪い中それ以降も偵察し、宝の木から4時間程で大喰岳に達する。相変わらずガスで覆われており天気は悪い。槍ヶ岳山荘にザックを置き、空身で槍ヶ岳を往復する。このころからガスが一気に吹き抜け、大喰岳、西尾根がはっきり見える。時間もあり、ガスのせいで西尾根上部が満足に偵察できていないこともあり、ガスがない本日中に大喰岳西尾根を再度偵察しながら下ることにする。ザックを背負い、急いで大喰岳に引き返す。上部を重点的に偵察した後、2750mから飛騨沢の登山道に合流し、宝の木まで下る。槍平小屋までの予定であったが、時間に余裕があるので本日中に下山することにする。黙々と歩き、新穂高温泉に到着する。

CT)槍平小屋(5:20)-宝の木(6:20)-大喰岳(10:20~10:25)-槍ヶ岳山荘(10:35)-槍ヶ岳(11:05~11:15)-槍ヶ岳山荘(11:25)-大喰岳(11:50)-宝の木(13:20-13:40)-槍平小屋(14:20~14:35)-新穂高温泉(17:30)

-16:45)-馬場島(20:03)