2005年度 文部科学省遭難救助研修会B5班(11/2-11/6)
11月2日(水) 晴後曇
メンバー 三戸呂
開会式を行った後、「確保理論」の講義を受ける。その後人口壁周辺に移動し、実技に移る。行った実技の内容を以下に記す。
・ギアの装着法の確認
・確保方法の確認、ATCでの仮固定
・様々な支点の構築(石、土、草、丸太)
・懸垂下降の手順の確認
・ハーフクローブヒッチでの仮固定 5’00”
<班別協議>
以上の実技を終えた後、食事、入浴を済ませて班別協議に移る。本日は体育館にて以下の実技を行う。
・様々な確保器の長所、短所(ATC、ルベルソ、ハーフクローブヒッチ) 3’45”
T) 開会式(8:30-9:00)-オリエンテーション(9:00-9:30)-講義(9:30-10:30)-実技(12:40-15:40)-班別協議(18:45-22:30)
11月3日(木) 曇時々雨
メンバー 三戸呂
バスで雑穀谷に移動する。本日6班は、下部岩場の裏の斜面にて以下の内容を行う。序盤から雨が降っていたため、終始雨具を着ての研修となる。
・Fixロープの固定
・介助懸垂(手、足を負傷した場合)
・背負い懸垂 9’15”
<班別協議>
生徒間で本日行った研修を復習した後、講師と共に屋外で各自のヘッドランプ性能チェックとロープバスケットによる搬送を体験する。その後再び体育館に戻り、ロープバスケットの作成、試用を行う。
・前半の実技の復習
・夜間行動の体験
・各自のヘッドランプの紹介、性能チェック
・ロープバスケット作成、試用 3’30”
T)実技(7:30-16:45)-班別協議(19:00-22:30)
11月4日(金) 晴
メンバー 三戸呂
雑穀谷に移動し、吊下ろし、引き上げの技術を学ぶ。その後チロリアンブリッジを作成し、それを用いて吊下ろしを行うが、途中で時間となったため、チロリアンブリッジを緩めて残置し、研修所に戻る。
・吊下ろし
・引き上げ(1/3、1/5)
・チロリアンブリッジを用いた吊下ろし 9’30”
「ヘリコプターによる救助の際の注意事項」について講習を受け、その後班別協議に移る。
<班別協議>
体育館の2階からザイルを垂らし、ユマールと巻きつけ結びを利用して自己脱出訓練を行う。
・ユマール使用法
・自己脱出 3’00”
T)実技(7:20-16:50)-班別協議(20:00-23:00)
11月5日(土) 晴
メンバー 三戸呂
雑穀谷に移動し、昨日のチロリアンブリッジを再び張り込み吊下ろしを行う。その後雑穀谷の中流まで登り、三戸呂-山崎-榎本、和田-後平-徳重の2パーティーに別れ、「右足首を負傷した者を2人で駐車場まで運ぶ」という仮定の基、搬送訓練を行う。以下に記す技術を用いて搬送を行うが、意思の疎通が不十分であったり、細かなことに時間がかかったりした結果、時間切れとなり中断する。
・チロリアンブリッジを用いた吊下ろし
・搬送訓練-・介助懸垂50m×1P
・Fix 50m×1P
(1名が負傷者を背負い、1名が補助)
・ 確保しながら危険箇所の通過 50m×1P
(1名が負傷者を背負い、1名がロープで確保)
・介助懸垂 50m×1P 9’50”
<班別協議>
食堂にて、各パーティーが本日行った搬送訓練の内容を発表し、検討する。
・搬送訓練の発表、検討 2’00”
T)実技(7:20-17:10)-班別協議(20:00-22:00)
11月6日(日) 曇後雨
メンバー 三戸呂
雑穀谷にて柴橇を作成し、試用する。その後、注意事項を教わりながらボルト打ちを行う。
・芝橇作成、試用
・ボルト打ち 5’10”
研修所に戻って閉会式を行い、研修会が終了する。
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