冬富士合宿行動概要
11月20日(水) 【新5合へ入山】
メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山 新妻 細井 宮武
新宿からバスに乗り御殿場駅へ移動する。駅で水を汲み、タクシーで新5合へ向かう。太郎坊手前のゲートは閉まっておらず、タクシーで新5合まで直接入る。到着後テント設営をし、翌日の朝食の準備をして就寝する。
11月21日(木) 快晴 【新5合-5合】
メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山 新妻 細井 宮武
食当の不手際と梱包に時間がかかり出発が遅れる。ゆっくりとしたペースで歩き始めるが、歩き始めてすぐ2年生1名が遅れ始める。その後もペースが上がらないため、荷を抜く。2合8勺で1本取った後、出発するが1年生1名が遅れ始める。2200m付近から雪が所々付き始めて地面も固いため、ヘルメット、サングラス、ピッケル、ミトン、アイゼンを付ける。その後の登りでは、1年生1名のペースが上がらないため2250m付近で隊を分けて進む。先行隊は1年生1名のペースが落ちたため荷を抜く。2450m付近から雪が点在しているが固い地面も無くなったため、サングラス、ピッケル、ミトン、アイゼンを外す。その後、別の1年生1名もペースが落ちたため荷を抜く。ゆっくりとしたペースで進み5合に到着するが、吹き溜まりの残雪が多くあり、テント設営に時間がかかる。後続隊は出発してすぐ1年生1名が遅れたため、荷を抜く。2450m付近休憩中、入山してきたOB2名と合流する。その後OB1名は先行隊とBCで合流し別の1名は後続隊と合流する。その後、ペースを上げるために2年生1名の荷を抜くが変わらないため、OB1名と1年生1名を先行させて更に隊を分ける。その後は、ゆっくりとしたペースで進み5合に到着する。
CT)新5合(6:32)-2合8勺(9:46-9:59)-5合BC(16:29)
5合BC(17:10) 後続隊(1年、OB)
5合BC(17:33) 後続隊(2年、3年)
11月22日(金) 快晴後晴 本隊【大垂水沢で雪上訓練】
メンバー:小林 太田 松本 新妻 細井 宮武 谷山OB
食当の不手際、官物の紛失により出発が遅れる。耐風姿勢の確認をした後、出発する。登り始めてすぐに2年生1名が遅れる。雪が出てきたところでアイゼン、サングラスを付ける。その後はアイゼン歩行に気を付けながら登っていく。7合5勺でハーネス、ザイルを付ける。大垂水沢雪上訓練場所で上級生隊と別れ、本隊は雪上訓練を行う。訓練は耐風姿勢、カッティング、アイゼン着脱、アイゼン歩行を行う。12時48分に上級生隊が下りてきて合流する。本隊は昼食をとり、雪を取った後下り始める。7合5勺でザイル、ハーネスを外す。その後は雪が無くなるところまでアイゼンを付けて下る。帰幕後、BC下50m付近で紛失した官物を見つける。
【雪上訓練内容】
耐風姿勢 0゜10’
カッティング 0゜20’
アイゼン着脱 0゜10’
アイゼン歩行 1゜20’
合計2゜00’
CT)BC(7:28)-大垂水沢雪上訓練場所(10:36-13:37)-BC(16:18)
上級生隊【頂上往復】
メンバー:長島 長坂 籾山 三戸呂OB
大垂水沢雪上訓練場所まで本隊と同一行動をとる。雪上訓練場所で準備をした後出発する。大垂水沢を直登し、3450m付近で登山道に合流し、その後は登山道に沿って進む。良いペースで進み銀明水に到着する。その後、訓練場所引き返し時間を考慮し12時まで剣ヶ峰へと向かうことを決定する。火口沿いの登山道は凍っている。気合を入れて進み剣ヶ峰に到着する。頂上は快晴で風も弱い。剣ヶ峰で写真と休憩をとる。その後剣ヶ峰到着が10時30分を過ぎていたためお鉢周りは行わずに雪上訓練場所まで下り本隊と合流する。
CT)BC(7:28)-大垂水沢雪上訓練場所(10:42)-銀明水(11:43)-剣ヶ峰(11:58-12:13)- 大垂水沢雪上訓練場所(12:48-13:37)-BC(16:18)
11月23日(土) 快晴 本隊【大垂水沢で雪上訓練】
メンバー:小林 長坂 籾山 新妻 細井 宮武 谷山OB
食当の不手際、官物の紛失により出発が遅れる。耐風姿勢の確認をした後、出発する。登り始めてすぐに2年生1名が遅れる。雪が出てきたところでアイゼン、サングラスを付ける。その後はアイゼン歩行に気を付けながら登っていく。7合5勺でハーネス、ザイルを付ける。大垂水沢雪上訓練場所で上級生隊と別れ、本隊は雪上訓練を行う。訓練は耐風姿勢、カッティング、アイゼン着脱、アイゼン歩行を行う。12時48分に上級生隊が下りてきて合流する。本隊は昼食をとり、雪を取った後下り始める。7合5勺でザイル、ハーネスを外す。その後は雪が無くなるところまでアイゼンを付けて下る。帰幕後、BC下50m付近で紛失した官物を見つける。
【雪上訓練内容】
アイゼン着脱 0゜20’
滑落停止 0゜50’
合計1゜10’
CT)BC(7:16)-大垂水沢雪上訓練場所(11:32-13:17)大垂水沢雪上訓練場所(11:48-13:17)後続隊(1年、OB)-BC(15:14)
上級生隊【頂上往復】
メンバー:長島 太田 松本 三戸呂OB
大垂水沢雪上訓練場所まで本隊と同一行動をとる。訓練場所到着後、訓練場所引き返し目安を考慮し、引き返し時間を12時15分に設定し銀明水までを目指すことに決定する。大垂水沢を直登していくが、登山道合流前の3410m付近で引き返し時間となったため休憩をとった後、雪上訓練場所まで下り本隊と合流する。
CT)BC(7:16)-大垂水沢雪上訓練場所(11:32)-3410m付近(12:15-12:23)-大垂水沢雪上訓練場所(12:48-13:17)-BC(15:14)
11月24日(日) 晴後快晴 【大垂水沢で雪上訓練】
メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山 新妻 宮武 三戸呂OBテントキーパー:細井 谷山OB
食当の不手際と梱包に時間がかかり出発が遅れる。1年生1名の指の状態が変わらず原因も不明なためOBに付いてもらいテントキーパーとする。登山道を登っていき雪が出てきたところでアイゼンを付ける。登りでは2年生1名が遅れる。7合5勺でザイルを付け大垂水沢で本隊と上級生隊に分かれて訓練を行う。本隊はワンアットを4P、コンテニュアスの確保の練習を行う。上級生隊は前半と後半でザイルメンバーに分かれてFix工作を各1Pずつ行う。12時30分までを目途に雪上訓練を行い、その後、雪を取って下り始める。雪が無くなる所まで下り、旧6合の小屋跡地でザイル、ハーネス、アイゼンを外す。雪が無くなってからは登山道を下って行き帰幕する。帰幕後、1年生1名の指の状態が良くならないため、OBと共にこの者は途中下山することに決定する。別れた後は、1年生とOB2名は順調に下り、2合8勺付近で毛手袋を外し5合に到着する。
【本隊雪上訓練内容】
ワンアット・コンテニュアスの説明 0゜20’
ワンアット 1゜10’
コンテニュアス 0゜50’
合計2゜20’
【上級生隊雪上訓練内容】
前半:Fix工作1P 長坂-籾山(長島 三戸呂OB) 1゜10’
後半:Fix工作1P 松本-太田(長島 三戸呂OB) 1゜10’ 合計2゜20’
CT)BC(7:32)-大垂水沢雪上訓練場所(10:31-13:47)-BC(15:45)BC-5合(17:15) (1年、OB、OB)
11月25日(月) 晴後曇後霙後雪 【2810m付近で雪上訓練】
メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山 新妻 宮武
食当の不手際と梱包に時間がかかり出発が遅れる。頂上には笠雲がかかっている。出発時の天候は穏やかである。登り始めから2年生1名が遅れる。旧6合目の小屋跡でアイゼンを付ける。その後は雪の付いた斜面を登っていく。2810m付近に雪が溜まっている箇所があるためそこで雪上訓練を行う。上級生隊はFix工作、1年生はワンアットを中心に自由歩行を行う。次第に曇り、風が強くなり始めたためこれ以上の雪上訓練は危険と判断し、途中旧6合付近で雪を取った後、BCへと下る。BC到着後、融雪が進んでいたためテント下に雪を入れ、雪が少ない箇所には鉄ペグを使用しテントを固定する。18時頃から更に風が強くなってきたため、宝永山側からの強風を防ぐために№B天の横に雪のブロックを作成する。
【本隊雪上訓練内容】
自由歩行 1゜20’ 合計1゜20’
【上級生隊雪上訓練内容】
Fix工作1P 長坂-籾山(長島) 1゜20’
合計1゜20’
CT)BC(7:12)-2810 m付近雪上訓練場所(8:40-10:24)-BC(11:31)
11月26日(火) 晴 【BC-新5合-国立中央青年の家】
メンバー:小林 長島 太田 長坂 松本 籾山 新妻 宮武
風が強く地面が凍っていて、装備が濡れていることも考慮し8時30分出発目安に7時50分にテントを出ることに決定する。テント撤収と梱包に時間がかかり、出発が遅れる。梱包の際、強風により官物が飛ばされ官物を紛失する。登山道に雪は付いていないが、重荷の為、スリップに注意しながら下る。新5合に到着後、1本とった後出発する。1年生1名が遅れるが、気合いを入れて歩き下山する。
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