2008年度 春山合宿(3/5-3/15)
3月5日(水)
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
予定通り部室を出発し上野駅までダブル歩荷を行なう。その後、急行能登号で離京する。
3月6日(木) 曇
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
予定通りに魚津駅に着く。テルモスに紅茶を詰め、着替えをタクシー会社に預けてからタクシーで片貝第二発電所まで移動する。片貝第二発電所で官物をデポし出発する。トレースがありワカンを付けずに出発するが、1時間程歩いた所でトレースが消え脛程のラッセルとなったため、ワカンを付ける。その後、一定のペースで片貝第四発電所に到着する。片貝第四発電所から先は所々雪崩れている斜面があり、注意しながら慎重に進んでいきBHに到着する。
CT)片貝第二発電所(7:20)-片貝第四発電所(10:05)-BH(14:25)
3月7日(金) 雪後晴
<歩荷隊>メンバー 川村 冨家 千葉 塚原
良いペースで歩き2本で片貝第二発電所に到着する。その後、官物を梱包し出発する。往路で雪崩れていなかった斜面が、復路では雪崩れているため慎重に進みBHに到着する。
CT)BH(5:45)-片貝第四発電所(7:00)-片貝第二発電所(8:20-9:00)-片貝第四発電所(11:00)-BH(14:00)
<偵察隊>メンバー;平井 野口
取り付きから膝程のラッセルをしながら進んでいく。1030m付近の急斜面はFixを1P張る。ルートファインディングしながらゆっくりとしたペースで進んでいく。1300m付近には両側が切れている箇所があり、注意しながら進む。1370m付近は特に危険な箇所では無いため予定していたFixは張らないことにする。その後、BCに到着する。すぐ引き返し標識を補充しながら下りBHに到着する。
CT)BH(5:45)-BC(13:05)-BH(15:10)
3月8日(土) 晴
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
昨日のトレースがしっかり残っており、良いペースで進む。Fix地点は1人ずつ慎重に通過する。その後も順調に進みBCに到着する。BCで整地、官物をデポした後、下り始め1本でBHに到着す
る。
CT)BH(5:58)-BC(10:10-11:25)-BH(12:55)
3月9日(日) 晴
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
梱包の不手際で出発が遅れる。トレースがしっかり残っているため、良いペースで進み早い時間にBCに到着する。その後、テント設営を行なう。テント設営後、時間に大幅な余裕があるため上級生で話し合い全員でAC偵察を行なうことにする。腰程のラッセルが続き、ゆっくりとしたペースで進んでいく。1600m付近の急斜面は冨家-野口でFixを1P張る。その後、1650m付近まで進んだ所で引き返し時間となったためBCへ下る。
CT)BH(6:08)-BC(9:10-10:50)-引き返し地点【1650m付近】(13:00)-BC(14:15)
3月10日(月) 雨後雪
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
出発直前に雨が降り雨具を着用するのに時間がかかり出発が遅れる。昨日の引き返し地点まではトレースが残っており良いペースで進む。ここからは腰程のラッセルが続きなかなかペースが上がらない。1800m付近まで進んだ所で風雪が強くなってきたためゴーグルを付ける。視界が悪いため注意しながら進みACに到着する。整地をした後、標識を補充しながら下りBCに到着する。
CT)BC(6:06)-AC(12:25-12:45)-BC(15:55)
3月11日(火) 晴
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
梱包の不手際で出発が遅れる。昨日の風雪でトレースはほとんど消えているため、交代で膝程のラッセルをしながらゆっくりとしたペースで進んでいく。上部へ行くと周りの山々が見渡せとても景色が良い。ACに到着後、整地、官物をデポしBCへ下る。
CT)BC(6:08)-AC(11:20-12:40)-BC(14:35)
3月12日(水) 晴
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
本日も天気が良い。昨日のトレースが残っており良いペースで進み3本でACに到着する。ここで、偵察隊と本隊に分かれ、本隊はテント設営を行なう。
CT)BC(5:58)-AC(9:40)
<偵察隊>メンバー;平井 冨家 野口
サブ梱包後、ヘルメット、ザイルを付けコンテニュアスで出発する。膝程のラッセルをしながら進んでいく。全体的に東又谷側は雪庇が発達しているため、毛勝谷側に巻きながら慎重にルートファインディングをして進んでいく。その後、偵察目安のP2151m地点に到着する。引き返し時間に余裕があるため少し上部を偵察してから引き返しACに下る。
CT) AC(10:20)-引き返し地点【2200m付近】(13:45)-AC(15:25)
3月13日(木) 晴
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
本日も天気が良く登頂日和である。ヘルメット、ザイルを付けコンテニュアスで出発する。昨日の引き返し地点まで良いペースで進むが、そこから頂上直下は硬い雪面を軟らかい新雪が覆っているためアイゼンワカンに付け直す。慎重に進み毛勝山本峰に登頂する。しばらく景色を楽しんだ後、出発し1本で南峰に登頂する。ここでもしばらく写真を撮り景色を見ながら休憩する。その後、標識を回収しながら下り1本でACに到着する。
CT)AC(5:25)-2200m付近(7:30)-毛勝山本峰(8:05-8:20)-毛勝山南峰(8:35-9:05)-毛勝山本峰(9:20)-2200m付近(10:20)-AC(11:20)
3月14日(金) 曇後雨
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
テント撤収し梱包後出発する。重荷なので注意しながら進む。標識を回収しながら下り1600m付近、1030m付近のFixは冨家-野口で回収する。その間、残りのメンバーは待機する。その後、BHに到着する。到着時間が早いため上級生で話し合い実動10日目に予定していた雪洞製作を本日行い、雪洞に泊まることにする。
CT)AC(5:56)-BC(8:55-9:10)-BH(10:55)
3月15日(土) 曇
メンバー 川村 平井 冨家 野口 千葉 塚原
下記の訓練を行った後下山する。入山時に比べ所々斜面が雪崩れており注意しながら進み片貝第二発電所に到着する。その後、梱包訓練を行う。
<訓練内容>
・ スタンディングアックスビレー0’30”
・ Fix工作1’30”
・ ビーコン探索2’00”
・ 埋没体験1’00”
計5’00”